「花器のある風景」

泉屋博古館東京
1月25日開始
日本における花器の歴史は、中国より寺院における荘厳の道具として伝来したのがはじまりとされます。室町時代には連歌や茶会、 生花など室内芸能がさかんになり、中国から輸入された唐物と称される書画、調度類や茶道具、文房具を座敷に並び立てる「座敷飾り」が発展します。床の間の飾りには、唐物の花生・香炉・香合・天目などが飾られました。  

茶の湯の世界でも、清浄なる空間を演出するものとして、花器は重用されました。唐物の金属製の花器をもとに、日本でも中世以降、陶磁器や竹など様々な素材で花入が作られ、日本独自の美意識が誕生します。住友コレクションには、室町時代の茶人、松本珠報まつもとしゅほうが所持したとされる《砂張舟形釣花入 銘松本船》、江戸時代の茶人、小堀遠州ゆかりの《古銅象耳花入 銘キネナリ》などの花器が伝世します。本展では、住友コレクションから花器と花器が描かれた絵画を紹介します。

同時開催として、 華道家・大郷理明氏よりご寄贈頂いた花器コレクションも紹介します。あわせてお楽しみください。

スケジュール

2025年1月25日(土)〜2025年3月16日(日)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日は19:00まで
休館日
月曜日
2月25日は休館
2月24日は開館
入場料一般 1200円、学生 600円、18歳以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://sen-oku.or.jp/program/t_20250125_flowercontainers/
会場泉屋博古館東京
https://sen-oku.or.jp/tokyo/
住所〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
アクセス東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩4分、東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩6分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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