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「𠮷本作次 絵画の道行き」

名古屋市美術館
終了しました

アーティスト

𠮷本作次
1980年代、美術の分野において、空間を演出するインスタレーションという展示形式が隆盛していく中、大画面に「物語」を紡ぐ具象絵画の一群が現れました。「絵画の復権」を強く印象づけた国際的な動向でもある“ニュー・ペインティング”の流れに乗り、名古屋において鮮烈なデヴューを果たしたのが画家・𠮷本作次(1959年、岐阜県生まれ)です。うねりを伴う力強いストローク(筆触)と重厚な質感、それとは対照的なグラフィカルなイメージや浮遊するような形態が展開する大画面の作品で注目を集めました。
1990年代以降は、新たな表現の模索のためドローイングを繰り返し、中国絵画の筆法から「線」の要素を取り入れていきます。またルネサンス以降のヨーロッパ絵画の主題と構図に着目し、静けさとダイナミズムを併せ持つ表現と寓話的画題へ変貌を遂げました。2005年からは名古屋芸術大学教授を務め、絵画論の講義を担当するなど、理論と実技指導の両面から後進の育成にあたっています。
本展では、絵画、ドローイングあわせて約200点の作品を通して、1980年代以降の日本の現代美術における絵画の展開を知る上でも欠くことのできない存在である画家の独自の「道行き」を紹介します。

スケジュール

2024年4月6日(土)〜2024年6月9日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
金曜日は20:00まで
5月3日は17:00まで
休館日
月曜日
4月29日、5月6日は開館
4月30日、5月7日は休館
入場料一般 1500円、大学生・高校生 900円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://art-museum.city.nagoya.jp/exhibitions/post/yoshimoto-sakuji/
会場名古屋市美術館
https://art-museum.city.nagoya.jp
住所〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-17-25
アクセス地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅5番出口より徒歩8分、地下鉄鶴舞線大須観音駅2番出口より徒歩7分、地下鉄名城線矢場町駅4番出口より徒歩10分
電話番号052-212-0001
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