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「戦後美術コレクション展」

ICHION CONTEMPORARY
終了しました

アーティスト

三木富雄、白髪一雄、田中敦子、松谷武判、元永定正、持田総章、関根伸夫、李禹煥 、菅木志雄、オノサト・トシノブ、柏原えつとむ、須田剋太、草間彌生、川端実、桂ゆき、篠田守男、加山又造、千住博、井上有一、デイヴィット・ホックニー、イサム・ノグチ、アンディ・ウォーホル、クーバッハ・ヴィルムゼン、ベルナール・ビュッフェ、ポールアイズピリ
ICHION CONTEMPORARYでは、2023年7月に続き2回目となるコレクション展を開催いたします。

本展では日本の戦後美術から現代にいたる美術の道程をふり返るとともに、今を生きる私たちにとって戦後のアートがどのような意味を持つのかを問いかけます。日本の戦後美術の歩みは戦争の惨禍からの復興とともにあり、関西を拠点に興った美術運動「具体」やそれに続く「もの派」と呼ばれるアーティストたちの表現は、混沌とした社会からふつふつと湧きあがる無限のエネルギーのように今もなおその足跡は鮮烈です。

本展では「具体」から元永定正、田中敦子、白髪一雄、「もの派」から李禹煥、関根伸夫、菅木志雄の作品を紹介します。

また、彼らと同時代を生きながらどの美術運動にも属さず、40歳という若さで世を去った三木富雄にスポットをあて、三木が生涯にわたって情熱を注いだ “耳” の連作からマスターピースといえる一点をご覧いただきます。

そのほか同時代には、川端実、オノサト・トシノブ、須田剋太といった戦後日本の抽象表現の旗手や、女性アーティストのパイオニアと呼ばれる桂ゆき、東洋の書や日本画を新たな芸術表現の地平へと推し進めた井上有一や加山又造らがおり、彼らは戦時下の抑圧からの反動のように、新しい時代の自由とアイデンティティを表現の中に求めていきました。そして草間彌生や千住博らが躍進する80年代90年代の現代アートへの道筋を開拓していったのです。

戦後からもうすぐ80年の節目を迎える現在、私たちもまた度重なる天災や新たな戦争の惨禍を間近に感じる混沌の中にいるといえるでしょう。危機の時代とどう向き合い、乗り越えていくのかを考えるとき、今まさに戦後美術のアーティストたちの姿は大きな意味を持つことでしょう。

スケジュール

2024年2月19日(月)〜2024年3月29日(金)

開館情報

時間
11:0018:00
12:00〜13:00は休廊
休館日
日曜日、月曜日、祝日
入場料無料
会場ICHION CONTEMPORARY
https://ichion-contemporary.com/
住所〒530-0055 大阪府大阪市野崎町9-7
アクセス地下鉄堺筋線扇町駅5番出口より徒歩6分、地下鉄谷町線東梅田駅4番出口より徒歩8分、JR大阪駅より徒歩10分
電話番号06-6364-1111
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