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「まくら-古墳時代の石枕と葬送儀礼-」

大阪府立近つ飛鳥博物館
終了しました
古墳時代には様々な葬送儀礼が執り行われたことが、墳丘や埋葬施設などからの出土品により推測できます。様々な出土品の中に、棺に死者を安置するために使われた枕があります。今でこそ寝具として使われる枕ですが、これまでに見つかっている古墳時代の枕は主に死者のための枕です。
古墳時代には木製、石製、土製、土器転用などの枕や、石棺底を加工した造り付け枕などがつくられました。古墳時代から飛鳥時代にかけて各地でみられる様々な枕ですが、古墳時代中期の常総地域でとくに盛行しました。その代表が常総型石枕と石枕の装飾品である石製立花です。石枕や石製立花などに残る痕跡から、古代の葬送儀礼である殯との関連が指摘され、当時の葬送儀礼に迫る重要な資料として知られています。
令和五年度冬季特別展では常総型石枕と石製立花を中心に、各地の石枕、埴製枕、関連資料を紹介し、その盛衰と当時の葬送儀礼について考えてみたいと思います。 

スケジュール

2024年1月13日(土)〜2024年3月10日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 650円、65歳以上・高校生・大学生 450円
展覧会URLhttps://chikatsu-asuka.jp/exhibition/4748/
会場大阪府立近つ飛鳥博物館
https://chikatsu-asuka.jp/
住所〒585-0001 大阪府南河内郡河南町大字東山299
アクセス近鉄線喜志駅より金剛バス「近つ飛鳥博物館前」下車
電話番号0721-93-8321
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