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[画像: 森淳一 bulge 2022 オニキス h280×w148×d148mm 撮影:宮島径 ©MORI Junichi Courtesy of Mizuma Art Gallery]

O JUN + 森淳一 「象印」

ミヅマアートギャラリー(市ヶ谷)
終了しました

アーティスト

O JUN、森淳一
ミヅマアートギャラリーでは、12月7日(水)より、O JUNと森淳一による展覧会「象印」を開催いたします。2009年に開催した「痙攣子」から13年ぶりとなる二人の展覧会です。以降、O JUNと森淳一は親交を深め、互いに影響を与え続けてきました。

O JUNは、日々の出来事や目にしたもの、時には新聞の片隅の事件記事など、心を捉えた事象、事物を独自の描きで抽象と具象の間を行き来しながら描いてきました。
それは、ただイメージを再現するのでもなければ物語る絵を描くのでもなく、表面には現れない/見ることができないコトや実体に触れるために、まるで深く潜っていくかのように、もしくははるか彼方から俯瞰するかのように、異なる視点からまだ見ぬ絵、イメージを獲得しようとする果敢な試みのようでもあります。本展では「印」にまつわる作品を含め、O JUNの描きの原点でもある紙の作品を中心に新作を発表いたします。

一方、森淳一はレオナルド・ダ・ヴィンチの素描や、彼の故郷である長崎に投下された原爆を背景とした作品など、作家の琴線に触れたイメージや事物のその実体や感触を、彫刻をベースにし、作品化してきました。
今回森は、見たこと/触れたことがないもの、目の前から失せてしまったものなど、本来「象る」ことが困難な、物理的に距離があるものたちを制作の対象としました。旧友の昔の写真を極薄い石板を介して捉えた写真作品や、とある奇妙な体験の、その感覚をかたちにした石彫作品など、「象る」という行為、そして作家としての領域を広げる試みを見せます。

「象(かたど)る」森と、「印(しる)す」O JUNを表したというタイトル。「印象」ではなく「象印」とは、直接的なものの見方を拠り所としない二人らしい命名でもあります。13年ぶりに二人の描く軌道が交差する本展をぜひご高覧ください。

スケジュール

2022年12月7日(水)〜2023年1月19日(木)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
12月28日から1月9日は休廊
入場料無料
展覧会URLhttps://mizuma-art.co.jp/exhibitions/2212_zojirushi_ojun_mori/
会場ミヅマアートギャラリー(市ヶ谷)
https://mizuma-art.co.jp/
住所〒162-0843 東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル 2F
アクセス東京メトロ有楽町線・南北線市ヶ谷駅5番出口より徒歩5分、JR中央・総武線飯田橋駅西口より徒歩8分、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅B3出口より徒歩8分
電話番号03-3268-2500
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