「今井祝雄 ― 長い未来を引きつれて」

芦屋市立美術博物館
本日開始

アーティスト

今井祝雄
1946年に大阪で生まれた今井祝雄は、大阪市立工芸高校在学中の1964年、17歳の時に第14回具体美術展へ初出品し、翌年最年少作家として「具体美術協会(具体)」会員となりました。1966年に「第10回シェル美術賞」で一等賞を受賞し、同年7月にグタイピナコテカで個展を開催、絵画や立体作品、モーターを利用した作品を「具体」で発表する一方、「第1回草月実験映画祭」(草月会館ホール・東京、1967)や「現代の空間’68-光と環境」(そごう・神戸、1968)では映像や光による作品を発表するなど、「具体」の新時代を担うメンバーの一人として活躍します。1970年代以降は、写真や映像、音などのメディアを用いた、空間や環境についての深い思索にもとづく作品や、パフォーマンスを含む身体的な表現を通して「空間」「時間」「現象」「存在」といった人間にとっての根源的な主題について考察する作品を数多く制作する一方、街中の公共的空間に作品を設置する活動も行うなど、現在も国内外で精力的に発表を続けています。

本展は、作家活動60年の節目に開催する、美術館では初の今井祝雄の個展となります。1960年代から80年代の平面、写真、映像作品を中心に、コロナ禍に生まれた作品や本展に向けて制作される新作を展示し、若くして作家活動をスタートした10代から現在にいたるまでの多様な活動を多角的に紹介し、今井祝雄という作家の知られざる全体像を明らかにする試みです。

スケジュール

開催中

2024年9月14日(土)〜2024年11月17日(日)あと64日

開館情報

時間
10:0017:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日
9月16日・23日、10月14日、11月4日は開館
9月17日・24日、10月15日、11月5日は休館
入場料一般 900円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_next/18772.html
会場芦屋市立美術博物館
https://ashiya-museum.jp/
住所〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25
アクセス阪神電車芦屋駅から徒歩約15分。阪神電車芦屋駅南側2番のりば、JR芦屋駅北側5番のりば、阪急芦屋川駅南側5番のりばから阪急バス「新浜町」行きまたは「芦屋市総合公園前」行き乗車、「緑町(美術博物館前)」停留所下車徒歩2分
電話番号0797-38-5432
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