関根伸夫《Phase of Nothingness̶Skin 3》

「関根伸夫展 空相 ‒ ⽪膚」

YOD Gallery(天王洲)
残り7日

アーティスト

関根伸夫
この度、YOD Galleryは東京・天王洲、TERRADA ART COMPLEXにて新しいスペースをオープンいたします。国内外で活躍するアートギャラリーが多数集積しており、⽇本最⼤級のギャラリーコンプレックス TERRADA ART COMPLEX IIの3階となります。

YOD Galleryは2008年に⼤阪にて設⽴し、これまで作家と共に新たな価値観・表現を国内外へ積極的に発信してまいりました。それらに加えて、2020年にYOD Editions(⼤阪)、2022年にYOD TOKYO(東京・表参道)の新スペースをオープンし、ジャンルを問わずに様々な展覧会を開催し、世界に向けて次世代⽂化の発信地として機能していけるよう、活動を⾏っております。

YOD Gallery(東京店)は、16年間活動し続けてきたYOD Galleryの精神を継続し、芸術史を踏まえつつも「今」を⾒直し、また、伝統から実験的まで、独⾃の芸術観を持った作家・作品を⾒いだした展⽰を紹介していまいります。

今回、オープニングを飾る記念すべき展覧会は、“関根伸夫展空相‒⽪膚”となります。

関根伸夫(1942-2019)は1968年に多摩美術⼤学⼤学院油絵研究科修了後、1960年代から1970年代に美術界を席巻した「もの派」ムーブメントの代表的作家として活動。特に、1968年の第⼀回須磨離宮公園現代彫刻展での「位相−⼤地」は、「もの派」の原点として位置づけられ、戦後⽇本美術の記念碑的作品と称されています。1970年には、世界三⼤ビエンナーレの⼀つであるヴェネチア・ビエンナーレの⽇本代表アーティストとなり、さらにその名を轟かせました。ロサンゼルスに拠点を移した以降も、2019年に逝去するまで、精⼒的に作品制作を続けました。今展で展⽰される作品群は、関根がロザンゼルスで最晩年に取り組んだ作品です。

関根の制作では常に東洋の伝統的⼼性を反映しつつ、周囲の環境・空間への敬意を表しています。YOD Gallery東京店が位置するエリアは東京都品川区にあり、ここは旧来の陸地と新興の埋⽴地からなっており、その上に⽴つ倉庫だったギャラリー空間に関根の作品群を置くことで、また新たな意味が⽣まれるのではと考えられます。

本展では、”空想‒⽪膚”シリーズ作品と、制作過程のドローイングなどおよそ30点におよぶ関根の作品が展⽰されます。

スケジュール

開催中

2024年9月7日(土)〜2024年12月28日(土)あと7日

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
日曜日、月曜日

オープニングパーティー 2024年9月7日(土) 16:00 から 18:00 まで

入場料無料
会場YOD Gallery(天王洲)
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX Ⅱ 3F
アクセスりんかい線天王洲アイル駅B出口より徒歩8分, 東京モノレール天王洲アイル駅中央口より徒歩11分、京急本線新馬場駅北口より徒歩9分、JR品川駅港南口より都営バス「天王洲橋」下車徒歩3分
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