Le lieu du commencement(始まりの場所) ~映画監督のアトリエ~

「ミクロコスモス~箱の中の小さなお部屋~」

箱根ドールハウス美術館
4月21日終了

アーティスト

RIO UMEZAWA
日本でも昨今ブームとなっているミニチュアの世界やドールハウスでは、その精巧さを追求したり、よりリアルな日常の生活風景を再現したり、はたまた空想の世界を作り上げたり、あらゆる表現方法が追求されています。今回《はこにわ/箱根ドールハウス美術館》では、ミニチュア・ドールハウスの新しい表現のあり方を展開。RIO UMEZAWA氏によるAssemblage(アッサンブラージュ)という手法で築かれた箱の中の芸術を展観します。

アッサンブラージュとは、仏語で「寄せ集め」「組み(継ぎ)合わせること」を意味します。この手法は1950 年代にフランスのジャン・デュビュッフェによって、それまでのキュビスムやダダイスムの作家たちが多用していたコラージュ(あらゆるメディア・要素を貼り合わせたもの)の手法と区別するために、用いられました。植物や日用品などを画面に貼り付け、現実の自然に意識を置いた作品は見る者を異空間に誘います。

今回展示する作品には、画家でもあるRIO UMEZAWA 氏の小さな作品(タブロー、版画など)と自身が買い集めたフレンチアンティークが組み合わさっており、全ての箱は家具屋へ依頼しエイジング加工を施したオリジナル。アメリカの(芸術高校)美術大学で学び、フランス、シンガポール、香港など、世界でも活躍する同氏が目にしてきた、日常を取り巻く品々を小さな箱の世界に具現化した作品(光景)は、限定的であると同時に、小さなミクロコスモス(小宇宙)のように、私たちの意識を広げてくれることでしょう。

スケジュール

開催中

2024年10月12日(土)〜2025年4月21日(月)あと148日

開館情報

時間
10:0017:30
11月から3月は17:00まで
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は開館
年末年始(12月31日〜1月3日休館)
入場料一般 1800円、大学生・高校生・中学生 1500円、小学生 1200円、未就学児 無料
会場箱根ドールハウス美術館
http://hakonedollhouse.jp/
住所〒250-0523 神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯84-55
アクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅より箱根登山バス30分「芦ノ湯」下車
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません