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タカハシマホ 「MUYU MUFU(No sorrow, no wind」

銀座 蔦屋書店
終了しました

アーティスト

タカハシマホ
タカハシマホは、自分自身の幼少期の記憶に向き合うことで見つけた少女像である「ANOKO」を描くことで、鑑賞者の心に寄り添う作品を制作するアーティストです。20歳でデザインの専門学校を卒業後、4年間商業イラストやデザイン関連の仕事をするなかで務めた美術系のクラスの講師としての経験が、自身のアートへの想いに気付くきっかけとなりました。 アーティストとしての歩みを決意し、才能のひしめくアートの世界で生き抜くため、自分に向き合う機会としてカウンセリングを受ける機会を得たタカハシは、そこで自分の中にある幼い頃の触れたくない記憶やトラウマを見出します。やがて現在の自分を受け入れることで「自分自身の幼少期の記憶」を創作のテーマとして見出しました。そして私的な思索を重ねるにつれて、以前は日本画的で写実的だった表現がアイコニックなものとなり、個人的な経験から生まれた少女像は、誰もが自己投影できる存在となっていきました。

「共感」と「共有」を大切にしているというタカハシは、誰の記憶にも在るという意味でその存在を「あの子(ANOKO)」と名付けています。作品のなかによく見られる金箔は、「ANOKO」の存在をより普遍的なものへと開く触媒となっています。その輝きで人々を魅了する「金」が「ANOKO」の記憶の価値の永続性を表すと同時に、創作の源流にある、日本の伝統文化や仏教に接続するメタファーとしても機能しています。

幼少の記憶を契機として、「ゆれる」というインナーチャイルドをコンセプトにした作品を制作し、次に神という存在を意識した「風神雷神」へ、そして仏教と日本文化の融合というべき「山川草木悉皆成仏」へ。確固たるテーマを持ちつつ、タカハシマホの作品は今も変化を遂げています。本展では、キャンバス、パネル、立体、インスタレーションとバリエーション豊かにその世界を表現します。

スケジュール

2023年12月16日(土)〜2024年1月5日(金)

開館情報

時間
10:3021:00
最終日は18:00まで
休館日
1月1日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://store.tsite.jp/ginza/blog/art/37175-1447041114.html
会場銀座 蔦屋書店
https://store.tsite.jp/ginza/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅A3出口より徒歩2分、都営浅草線・東京メトロ日比谷線東銀座駅A1出口より徒歩3分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅9番出口より徒歩6分
電話番号03-3575ー7755
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