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[画像: The Magic Circle, Saintes Maries de la Mer 1958 © Atelier Lucien Clergue]

ルシアン・クレルグ 「ジプシー・テンポ」

しまだいギャラリー
終了しました

アーティスト

ルシアン・クレルグ
ルシアン・クレルグ(1934–2014)は、南仏のアルルで育った。フィンセント・ファン・ゴッホがいくつもの傑作を生み出したアルルという街の存在は、写真や音楽において功績を残したクレルグの芸術活動の根底にあった。10歳のときに経験した戦争による破壊と貧困は、彼の人生に深い影響をもたらした。1948年、食料品店を営んでいた母親からボックスカメラを贈られる。彼女は息子が芸術家になると考え、彼はヴァイオリンを学び、のちに写真に興味を持つようになった。1953年にはアルルの戦場跡の子どもたち、凍てつくカマルグ(南仏)の湿地での動物の死体、そして闘牛を撮影した写真作品群で画家パブロ・ピカソのお墨付きを得ることとなる。波打ち際のヌードのシリーズは、1970年代、西洋の解放された性の時代に彼を有名にした。1969年にはアルル国際写真フェスティバル(les Rencontres Internationales de la Photographie d’Arles)を立ち上げ、プロやアマチュアの写真愛好家たちが集う、年に一回の世界的な写真祭となった。同じ頃彼は、間もなく世界的に有名になる、ロマ族のギタリスト、マニタス・デ・プラタ(後に出てくるフラメンコ・ギター・バンド、ジプシー・キングスのメンバーの父であり、叔父でもある)を見いだし、彼の興行主となった。またこれがきっかけとなって、カマルグの重要なロマ族コミュニティと親密さを築き、長きに渡って多くの写真を収めることとなった。2006年、クレルグは写真家として初めてアカデミー・デ・ボザール(フランス学士院)の会員となり、2008年には芸術文化勲章コマンドゥールの称号を授与され、2015年にはパリのグラン・パレで大規模な回顧展が開催された。

スケジュール

2024年4月13日(土)〜2024年5月12日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
4月16日・23日・30日、5月7日は休館
入場料一般 800円、学生 600円
※KYOTOGRAPHIEパスポートチケットについては公式サイトよりご確認ください。
展覧会URLhttps://www.kyotographie.jp/programs/2024/lucien-clergue/
会場しまだいギャラリー
http://shimadai-gallery.com/
住所〒604-0844 京都府京都市中京区仲保利町191-4
アクセス地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅1番出口より徒歩1分
電話番号075-221-5007
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