「レオ・レオーニと仲間たち」

板橋区立美術館
11月9日開始

アーティスト

レオ・レオーニ
小さなさかなのお話『スイミー』、青と黄の抽象的な形がストーリーを織りなす物語『あおくんときいろちゃん』。 これらは、刊行から60年以上たってなお愛され続けるレオ・レオーニ (Leo Lionni 1910-1999) の絵本です。レオーニは、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍しました。本展は、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介するものです。

1910年にオランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアでブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 1907-1998)をはじめとする多くのアーティストや文化人と交流し、影響を与え合いました。1939年にアメリカへと渡り、アートディレクターとして活躍する一方、絵画の制作にも打ち込みます。後半生はイタリアとアメリカを往来しながら画家、彫刻家、そして絵本作家として多数の作品を生みだしました。

板橋区立美術館はレオーニ氏本人の協力により 1996年に日本初のレオ・レオーニ展を開催しました。氏の逝去後はご遺族との交流は続き、それが2020年に開催した「だれも知らないレオ・レオーニ展」での多数の初公開作品の紹介に繋がりました。また、後に約70点もの作品をご寄贈いただいています。当館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、これまでの交流の積み重ねや長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証します。

スケジュール

2024年11月9日(土)〜2025年1月13日(月)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
12月29日~1月3日は休館
1月13日は開館
入場料一般 650円、大学生・高校生 450円、中学生・小学生 200円
展覧会URLhttps://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001836/4001852.html
会場板橋区立美術館
http://www.itabashiartmuseum.jp/
住所〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
アクセス都営三田線西高島平駅南口より徒歩15分、東武東上線成増駅北口より国際興業バス「区立美術館」下車、都営三田線高島平駅西口(北側)より国際興業バス「区立美術館」下車
電話番号03-3979-3251
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