「山王美術館コレクションでつづる  エコール・ド・パリ展」

山王美術館
7月31日終了

アーティスト

モイズ・キスリング、藤田嗣治、ジュール・パスキン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、マリー・ローランサン
20世紀はじめ、「芸術の都・パリ」には、世界各地から多くの芸術家が集いました。若き芸術家たちは、モンマルトルの「バトー・ラヴォワール(洗濯船)」や、モンパルナス「ラ・リューシュ(蜂の巣)」といったアトリエ集合住宅に集住し、交流を深めながら制作に励んだのです。

のちに「エコール・ド・パリ」と呼ばれた一群の芸術家たち。その多くは、フランス国外からパリへと渡り、モンパルナスを中心に集まった画家・彫刻家たちでした。ロシアのシャガール、スーティン、イタリアのモディリアーニ、ブルガリアのパスキン、ポーランドのキスリング、日本の藤田嗣治、さらにフランス人画家のユトリロやローランサンらが代表的な画家とされます。彼らは、特定の流派や美術運動のように、明確な芸術理論や主義のもと制作にあたったわけではありません。しかしながら、フォーヴィスムやキュビスムをはじめとする新たな芸術様式や理論に刺激をうけ、ときにはアフリカをはじめとする原始美術をも着想源としつつ、それぞれが母国の伝統や民族性に根ざした独自の表現を探究していきました。1920年代に最盛期をむかえ、第二次世界大戦により実質的な終焉を迎えますが、エコール・ド・パリの画家たちにより、多様かつ豊かな芸術がパリに花開いたのです。

本展では、山王美術館コレクションの中より、ローランサン、ユトリロ、モディリアーニ、パスキン、藤田嗣治、キスリングらの作品を展示いたします。

スケジュール

開催中

2025年3月1日(土)〜2025年7月31日(木)あと136日

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日、水曜日
4月29日、5月6日は開館
入場料一般 1300円、大学生・高校生 800円、中学生以下 500円
展覧会URLhttps://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/sannomuseum/exhibition_detail/preview/3565e3c52d47e18/sannomuseum
会場山王美術館
https://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/
住所〒540-0001 大阪府大阪市中央区城見2-2-27
アクセスJR京橋駅南口より徒歩4分、京阪線京橋駅片町口より徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅4番出口より徒歩7分
電話番号06-6942-1117
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