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川島小鳥 + 臼田あさ美 「ソウルメイト」

Gallery Momo Ryogoku
終了しました

アーティスト

川島小鳥
GALLERY MoMo両国では、10月26日(土)から11月24日(日)まで、川島小鳥と俳優・臼田あさ美とによって韓国・ソウルを舞台に撮影された写真集『ソウルメイト』の刊行に合わせた展覧会「ソウルメイト」を開催いたします。

川島は、初期より主に人物とその周辺にある風景を撮影し続けています。『自分がその子を二項対立で撮っているというよりも、自分の意識が“ぐるん”って向こうにいっているというか。ひとつになるというと語弊があるけれど。』とインタビュー(IMA / 2019)で答えている通り、人や風景関係なく、被写体の持つ物語のようなもの引き出します。

本展覧会は、川島が2023年12月、翌年1月と3月、3度にわたって、臼田と韓国・ソウルを旅して撮影した写真集『ソウルメイト』を基に構成されています。その時に臼田が抱えていた不安や期待を、川島は冬の澄んだ空気の中で柔らかく映し出しました。臼田の内面が垣間見える表情から、彼女の存在がより身近に感じられると同時に、川島が捉えたソウルの街も、それに共鳴するかのように情緒的に映し出されます。二人の心の旅の空気感を、展示を通じて感じ取っていただければ幸いです。

同時開催として、GALLERY MoMo Projects(六本木)では、10月26日(土)から11月23日(土・祝)まで川島小鳥の代表作『未来ちゃん』の新装版刊行に合わせた展覧会も行います。2011年に刊行され、13万部を超える大ヒットを記録した『未来ちゃん』は、川島の友人の子どもが被写体となっています。その生命力に溢れる姿は、パリ、台湾をはじめ世界中で展示され多くの人々を魅了しました。

また、『未来ちゃん』の制作時にヨーロッパ各地で撮影された夏の風景を収めた作品集『vocalise』も発刊されました。タイトルの「vocalise」(ヴォカリーズ)とは、母音だけで歌う歌唱法のことで、未来ちゃんが見る前の新鮮な世界が一冊に凝縮されています。
原点とも言える『未来ちゃん』と、川島と臼田の想いが共有され新たな試みとなった『ソウルメイト』。川島にとって、出発点とも言えるこの二つの作品による展覧会をぜひご高覧ください。

スケジュール

2024年10月26日(土)〜2024年11月24日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
10月26日は16:00まで
休館日
月曜日、火曜日
入場料無料
会場Gallery Momo Ryogoku
http://www.gallery-momo.com/
住所〒130-0014 東京都墨田区亀沢1-7-15
アクセス都営大江戸線両国駅A3出口より徒歩1分、JR総武線両国駅東口より徒歩5分
電話番号03-3621-6813
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