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千賀健史 + 林田真季「After all」

RPS京都分室パプロル

5月11日終了

アーティスト

千賀健史、林田真季

RPS京都分室パプロルでは、2025年度企画展として千賀健史・林田真季による写真展「After all」を4月12日から5月11日まで開催いたします。本展は、KG＋ PICK UP に選出された公式プログラムとして開催され、シンガポール国際写真祭ダミーブックアワード受賞作家である両名が、それぞれの写真集刊行を記念し、新たに構築した展示コンセプトのもとで作品を発表します。

千賀と林田は、それぞれ異なるアプローチから社会の見えにくい構造に迫る作品を制作してきました。本展では、日本における産業廃棄物の不法投棄と特殊詐欺という、一見無関係に思える二つの社会問題がどのように交差し、変遷してきたのかを浮かび上がらせます。さらに、既存の写真表現の枠を超え、社会の深層にある構造や、私たちの日常と無意識の関与について問いかけます。

また、本展では、昨年 IANN Books から刊行された千賀の「HIJACK GENI」と、リマインダーズ・フォトグラフィー・ストロングホールドが「出版を実現させる」という動機から立ち上げた「ONE AND ONLY EDITIONS」の記念すべき第一弾となる林田の「BEYOND THE MOUNTAINS」を展示とともに紹介します。両作家の出版プロジェクトを取り上げ、会場では実際に手に取ってご覧いただけます。

期間中、アーティストトークなどの関連イベントも予定しております。詳細は随時SNSで発信いたしますので、ぜひご注目ください。