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OKI KENICHI 「THIS MOMENT」

BaBaBa
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アーティスト

OKI KENICHI
アーティスト・OKI KENICHIの個展「THIS MOMENT」を東京・高田馬場のケーススタディスタジオ「BaBaBa」にて開催いたします。
昨年福岡から東京へ活動拠点を移し、OKIにとっては過去最大規模の個展となります。

福岡に生まれ、週刊少年ジャンプで連載が始まったドラゴンボールの絵に魅了されたことをきっかけに絵を描き始め、2012年の初個展より本格的にアーティストとしての活動をスタートしたOKI KENICHI。現在は国内外で作品を発表しながらブランドとのコラボレーションや自身のグッズを展開する売店OKIOSKの運営など、活動の場を広げています。

OKIの制作コンセプトに“人に求められるものを描くのはアーティストではない。自身が求めるものを描くのがアーティストである。”という信念があります。
その言葉の通り、OKIの作品はクレヨンや色鉛筆、アクリル絵の具、近年はスプレーを中心に、手法においてもその時に求める表現に合う画材を使用して描かれます。

このようなプロセスによって生み出された、自身の思考を反映し人物や花をモチーフとした抽象画や、アルファベットを好きな形に変形させて描く「OKIフォント」を用いた文字作品、そして愛と喜びを1輪の花に込めた作品「21世紀のこの荒野に」はOKIの代表的なシリーズとして広く認知されています。

また、OKIは作品の中に鮮やかなネオンカラーを意識的に取り入れています。この背景には幼少期から自身が好んでいたカラーであることに加えて、2012年に7名の作家によって構成されたアーティストレーベル「Henry&Mathew」での経験があります。
「Henry&Mathew」は明るさが足りないと感じる場所にアートによって明かりを灯すことを目的として活動を行いました。その活動場所は病院や公園、商店街から始まり、時代と共に廃れてしまった須崎公園(福岡市)を再生すべく、2014年から5年間続いたイベント「NORTH TENJIN PICNICS」にまで広がります。
このようにOKIはアーティストとして常に人々や街に寄り添い、その生活が少しでも明るくなるように作品を制作し続け、ネオンカラーはまさに「明かり」となって私たちの日常を照らしてくれるのです。

本展ではタイトルである「THIS MOMENT」が示すように、OKIが今この瞬間に描きたいと思うものを描くために実直にキャンバスと向き合い、絵を描き続けられることの“喜び”と慣れ親しんだ福岡を離れ、東京でアーティストとして生きていく“覚悟”が込められた作品群が並びます。
躍動感と繊細さが共存した作品は混沌とした現代社会に彩りを与えるメッセージとなって鑑賞者へ届けられることでしょう。
またOKIと親交のある、世界各地に点在する出処不明な東洋文化への想いをドープに解釈し、サンプリングとプリンティングによって表現するグラフィックユニットZONSHANGとの共作も発表します。

スケジュール

2024年4月12日(金)〜2024年4月21日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
入場料無料
展覧会URLhttps://bababa.jp/oki-kenichi/this-moment/
会場BaBaBa
https://bababa.jp/
住所〒161-0033 東京都新宿区下落合2-5-15 1F
アクセスJR山手線・西武新宿線高田馬場駅早稲田口より徒歩7分、東京メトロ東西線高田馬場駅2番出口より徒歩7分、西武新宿線下落合駅北口より徒歩10分
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