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[画像: 脇田和「鳥籠を持つ二人の少女」F10,キャンバスに油彩]

脇田和 「見直そう、日本の実力作家」

泰明画廊
終了しました

アーティスト

脇田和
現代洋画壇を代表する画家として活躍し続けた脇田和(わきたかず、1908-2005)の画業を見つめ直す展覧会を開催いたします。

留学先といえばパリが主流だった時代に、脇田は17歳でドイツ・ベルリンの美術学校に留学して絵画の基礎を学びました。帰国後は戦前に新制作派教会を結成、吉野源次郎の小説『君たちはどう生きるか』(1937年、新潮社)の挿絵を担当するなど、活躍の場は絵画だけにとどまりませんでした。戦後は東京藝術大学で後進を指導しながら、文化功労者にも選ばれ、市場でも確固とした地位を築いた人気作家となります。

脇田はアトリエで遊ぶ子供や庭を訪れる鳥、木の葉や花などの身近に存在するものをモチーフとし、それらをあたたかい色彩で描きました。一途に同じモチーフを描き続けながらモチーフと色面の配置によって巧みに画面を構成し、マチエールを研究して表情豊かに表現していました。脇田の生き生きと精一杯制作に取り組む様子は「真面目な遊び」と評され、気張らない日常生活が深く滲み出る抒情的な作品からは、画家の詩魂を感じることができます。

没後およそ20年のいま、油彩作品約15点を展示して、色あせないその魅力に迫ります。

スケジュール

2024年5月27日(月)〜2024年6月5日(水)

開館情報

時間
10:0018:30
土曜日は11:00〜17:00
休館日
日曜日
入場料無料
会場泰明画廊
http://www.taimei-g.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリックG7ビル1F&B1F  
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B9出口より徒歩3分、JR新橋駅銀座口より徒歩6分、東京メトロ銀座線新橋駅5番出口より徒歩6分、JR山手線・京浜東北線有楽町駅銀座口より徒歩7分
電話番号03-3574-7225
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