鐘ヶ江歓一 + ちぇんしげ「問い詰めてようやく語∈るに落ちる’」

FRINGE

終了しました

アーティスト

鐘ヶ江歓一、ちぇんしげ

この度、鐘ヶ江歓一とちぇんしげによる二人展を開催いたします。「問うに落ちず語るに落ちる」という諺は、人が尋ねても口を割らなかったことを、自ら語り始めるとうっかり真実を吐露する様のことです。それを引用した展示名「問い詰めてようやく語∈るに落ちる’」とは、諺の意味に加えて、元来よりあるはずの字面の像や音というリズムへのアプローチでもあります。作家二名は記号と人の知性との関係を模索しています。その模索の中で各々が真実を吐露し、鐘ヶ江の壊れた演繹的物語とちぇんしげの脱物語的な記述や、対話（Dialog）によって浮き彫りになった非対話的な個人的執着や言葉使い、崩れていくイメージの読み解きに付随する時系列の定義など、符号／イメージ／文字に向き合って対峙する人のリテラシーを問いなおす展示となります。

[関連イベント]
1.トークイベント「が、隔靴掻痒(kakkasōyō) 」
日時: 5月18日（日）16:00〜18:00
ゲスト: 聞き手：小林耕平（美術家）
2.トークパフォーマンス『原論、映画』 - 脈絡について -
日時: 6月7日（土）16:00〜17:00
ゲスト: 鳥井雄人（映画助監督、俳優）
3. 〈記述の会〉第5 回【科学符号をめぐる対話】
日時: 6月22日（日）16:00〜18:00
ゲスト: 山下港（美術と科学のよろず屋）
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2025年5月3日(土)〜2025年6月29日(日)