「イタリアの磁器 ‐ リチャード ジノリのクラシックとモダン」

愛知県陶磁美術館
5月17日開始
愛知県陶磁美術館では、2022年度に盛田昌夫氏よりリチャード・ジノリの開窯期から2000年頃までの作品149点の寄贈を受けました。このたび寄贈記念展として盛田昌夫コレクションを初公開いたします。

リチャード ジノリの歴史は、フィレンツェのカルロ・ジノリ侯爵が、1735年に当時ヨーロッパ王侯貴族の憧れであった磁器焼成に向けて活動を開始し、1737年トスカーナ州の自領に<ドッチア窯>を開き、磁器を完成したことから始まります。 王侯貴族らに愛好されて発展し、1896年にはミラノのリチャード陶器会社と合併して<リチャード ジノリ社>となりました。近代的な製陶会社となったこの時代には、日用品から高級磁器までさまざまなテーブルウエアを製造すると共に、装飾美術の転換期を迎えた時代を背景として、生活空間を彩る美術陶磁を制作し、世界的な陶磁器メーカーへと発展しました。

1920-30年代には建築家ジオ・ポンティがアートディレクターを務め、ジノリのデザインに新風を吹き込みます。そして2020年には「GINORI(ジノリ) 1735」とブランド名称を変更し、現在に至ります。現在まで、イタリア芸術の古典を大切にしながらも、新たなモダンデザインを模索し、数々の名品を生み出しています。

スケジュール

2025年5月17日(土)〜2025年7月27日(日)

開館情報

時間
9:3016:30
休館日
月曜日
7月21日は開館
7月22日は休館
入場料一般 900円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2025/special/moritacollection/index.html
会場愛知県陶磁美術館
https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html
住所〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234
アクセス地下鉄東山線藤が丘駅よりリニアモーターカー(「八草」行き)「陶磁資料館南」下車徒歩10分
電話番号0561-84-7474
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