[画像: 源氏物語書巻五十五帖 「若菜 上」59cm×94cm 2008年]

A01s 源氏物語書巻-五十五帖「若菜　上」 RGB軽

[画像: ざぼんに刃をあてる刃を入るゝ 24cm×34cm 2021年]

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「石川九楊大全」(いしかわ・きゅうよう たいぜん）は、書表現により時代を反映した作品を書き続けてきた石川九楊の創作の全容を明らかにする連続展です。現在における「書く」行為とその先に見えてくるものを問う、大規模展覧会となります。

石川九楊の大型展覧会としては、2017年上野の森美術館での大型個展「書だ！」展では指数関数的に来場者を増やし惜しまれながら閉幕、また2020年東京MOTにおける「ドローイングの可能性」展ではマティスなどと掲示され、同展Webサイトでは展覧会画像として石川九楊の作品が使用されています。

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上野の森美術館は、常陸宮正仁親王殿下が総裁をつとめる「日本美術協会」によって、1972年に設立されました。常設展示はありませんが、西洋絵画や書道のほか、浮世絵から漫画にいたるまで、様々なジャンルの展覧会を開催し話題を呼んでいます。すぐれた若手作家を紹介する現代アート展「VOCA展」や、画壇への登竜門として注目を集める「上野の森美術館大賞展」、誰もが気軽に参加できる「日本の自然を描く展」といった公募展も毎年開催されています。3階には美術館が運営する「上野の森アートスクール」があり、アートを鑑賞するだけではなく学ぶこともできる、幅広い活動を行っています。

「石川九楊大全」

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