西山英明 上野広小路 1967年10月8日

西山英明 「都電に乗って 1967-68」

JCIIフォトサロン
残り7日

アーティスト

西山英明
JCIIフォJCIIJCIIフォトサロンでは、来る2024年10月1日(火)~10月27日(日)まで、西山英明作品展「都電に乗って 1967-68」を開催します。

1942年に東京・王子で生まれた西山英明氏は、高校を卒業後、フリーランスの社会派写真家として東京の様々な景色を捉えたのち、産経新聞社年鑑局に勤務しました。近年では、撮影したフィルムやプリントを生まれ育った王子にある北区飛鳥山博物館に寄贈し、作品を後世に伝えていく活動を行っています。
本展では、北区飛鳥山博物館の協力のもと、西山氏が1967~68年に都電に乗って東京の日常を捉えた作品65点(すべてモノクロ)を展示いたします。

明治時代後期、東京の交通網の一環として誕生した路面電車は都民の足として広く利用され、人々の生活に欠かせない存在でした。しかし、戦後復興から高度経済成長を迎え、自動車交通の急伸、地下鉄の普及などにより利用者が減少、路線の廃線が相次ぎます。中でも9路線がまとまって廃止された1967年12月10日の都電撤去の日は、都市の変貌や人々の生活の変化を象徴する出来事でした。

西山氏は、慣れ親しんだ都電が廃止されることを知り、1967年から約1年半、その姿を追い続けました。上野、渋谷、池袋、日本橋、浅草など、都内各地を縦横無尽に走行する姿や、停留所や車内でのひとコマ、1967年12月9日のラストランの情景などを丁寧に写しとめています。都電とともに、地域のお祭りやお正月などの年中行事、建国記念の日のパレードやデモの様子などにもカメラを向けた西山氏ならではの視点は、都電と人々の深いつながりが感じられる写真ばかりです。時代を駆け抜けた都電とともに、なつかしい東京の風景をご覧ください。

スケジュール

開催中

2024年10月1日(火)〜2024年10月27日(日)あと7日

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2024/08/10/35696/
会場JCIIフォトサロン
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/
住所〒102-0082 東京都千代田区一番町25 JCIIビル
アクセス東京メトロ半蔵門線半蔵門駅4番出口より徒歩5分、東京メトロ有楽町線麹町駅3番出口から徒歩11分、JR中央線・総武線四ツ谷駅麹町口より徒歩17分
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