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ハートムット・ランダウアー 「metamorphology -objects and paintings-」

Gallery 38
終了しました

アーティスト

ハートムット・ランダウアー
この度 Gallery38では、ドイツ人アーティスト、ハートムット・ランダウアーの約3年ぶりとなる個展 
 [ metamorphology -objects and paintings- ] を開催いたします。

今回展示される新作は、2019年に開催されたランダウアーの同ギャラリーでの初個展で展示され た作品の構想を元に展開されています。シュトゥットガルトを拠点に活動する彼は、形を継続的な啓示のプロセスとして解釈し、既存の形から新たな形が具現化されると言います。

今回の新作展の主軸は、ランダウアーが「wealth」と名付けた、大きなテーブルの上に100点以上の日用品を並べたインスタレーションです。これらのオブジェの多くは、アーティストによって解体、改造され、境界の流動性に対する彼の信念を反映したハイブリッドな存在へと変貌を遂げています。拾ったかけらを改造して作った小さな彫刻、破片や貝殻、石や小さな金属の箱、定義できない不思議な「もの」が、大きなテーブルの上に正確に一列に並んでいます。
また、壁面には、形式 的・概念的にインスタレーションと相互作用する作品が展示されています。紙に描かれた一連の抽象画は、無数の色を塗り重ねて作られた、鮮やかな色彩の縞模様で構成されています。これらのペインティングは、彫刻的な性質を含み、合板に描かれたミニマルなペインティングのシリーズとは対をなしています。そしてこれらは、テーブルの上に置かれた無数のオブジェの対比とし、また対応するものとして機能しています。彼はこのインスタレーションの豊かさが「展覧会全体に放たれ、それぞれの展示作品に見られる小さなディテール、形、色の 一つ一つに影響を与え、関連付ける」と述べており、それによってギャラリー空間全体がひとつの アートワークと化しているのです。

ハルトムット・ランダウアーのメタモルフォロジーという概念は、常に変化し、無限の変容を続けるオブジェの観察、付加、そして何よりも創造という永遠の可能性を表しています。 metamorphologyとは、無から有を生み出すことのできる想像力の計り知れない豊かさを意味しているのです。


スケジュール

2022年12月2日(金)〜2023年1月29日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、火曜日、祝日

オープニングパーティー 2022年12月2日(金) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
会場Gallery 38
http://www.gallery-38.com/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-30-28 原宿ホームズ101
アクセス東京メトロ副都心線北参道駅2番出口より徒歩6分、JR山手線原宿駅竹下口より徒歩8分
電話番号03-6721-1505
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