終了した展覧会・イベントです
[画像: 《ビルケナウ》2014年 ゲルハルト・リヒター財団 ドレスデン・アルベルティヌム美術館での展示風景(2015年)Photo: David Brandt, courtesy Gerhard Richter Archive, Dresden ©Gerhard Richter 2022 (07062022)]

「ゲルハルト・リヒター展」

豊田市美術館
終了しました

アーティスト

ゲルハルト・リヒター
今日もっとも注目を集める画家ゲルハルト・リヒター。日本の美術館では16年ぶりとなる大規模な展覧会です。

リヒターは1932年にドレスデンに生まれ、1960年代にデュッセルドルフの芸術アカデミーで学びます。そのころから一貫して絵画を手掛けながらも、身近な写真を拡大して描く〈フォトペインティング〉、ガラスや鏡を用いた作品、巨大なカラーチャート、そして抽象絵画など、今日絵画が持つ可能性を最大限に展開しながら、わたしたちがイメージを思い浮かべ、見つめ、そして作り出す、その条件自体を問う制作を続けてきました。それはまた、第二次世界大戦からの東西分裂と統一を経験した自国ドイツの歴史も背景に、イメージがいかに真実性を持ち得るかを検証する長きにわたる実践でもありました。

リヒターが90歳を迎える年に開催される本展は、彼が大切に手元に残してきた作品を中心に、60年にわたる画業を紹介します。なかでも、アウシュヴィッツの強制収容所でひそかに撮影された写真を出発点にした〈ビルケナウ〉は、2014年にようやく取り組むことができたと画家が語る集大成的な作品です。これまでヨーロッパ各地、そしてニューヨークで展示され、さまざまな議論を呼んできましたが、アジアでは初めて公開されることになります。

60年代の〈フォトペインティング〉から初公開となるドローイングなどあわせて約140点による待望の回顧展。豊田市美術館の特徴的な空間でぜひご覧ください。

スケジュール

2022年10月15日(土)〜2023年1月29日(日)

開館情報

時間
10:0017:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館
年末年始・展示替期間は休館
備考
12月28日から1月4日は休館
1月9日は開館
入場料一般 1600円、大学生・高校生 1000円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/gr_2022-23/
会場豊田市美術館
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
住所〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
アクセス名鉄豊田線豊田市駅東口より徒歩15分、愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩15分
電話番号0565-34-6610
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