「猪熊弦一郎展 画業の礎 美校入学から渡仏まで」

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
3月30日終了

アーティスト

猪熊弦一郎
猪熊弦一郎(1902-1993)は晩年、人の顔や動物、丸や四角、そして何とも呼びようのない抽象的な形など、多様な「形」を一枚のカンヴァスのなかに自在に描きました。異なる形が絶妙なバランスで配置された、明るく伸びやかなこの画風には、素直で前向きで、美をこよなく愛した猪熊の性質がそのままあらわれています。しかし、作品に本来の自分を出し切ることは簡単ではなく、猪熊がこの表現に辿り着くには長い年月が必要でした。

本展では、東京美術学校入学から、帝展出品時代、新制作派協会設立、渡仏まで、猪熊の画業の礎とも言える、20代、30代の頃の創作活動を紐解きます。大正後期から昭和初期にかけて、年々戦時色が増す困難な時代にあっても、常に前を向き、未知なる自分の世界をひらくべく真摯に「美とはなにか」を問い続けた、若い画家の探究と気付きの軌跡をご覧ください。

猪熊が開催を望んだ、若いアーティストが独自の才能をはばたかせる起点としての公募展「MIMOCA EYE / ミモカアイ」、その第1回大賞受賞記念である同時開催の西條茜展に呼応する内容です。

スケジュール

開催中

2025年1月26日(日)〜2025年3月30日(日)あと15日

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
2月24日は開館
2月25日は休館
入場料一般 950円、大学生 650円、高校生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.mimoca.org/ja/exhibitions/2025/01/26/3070/
会場丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
http://mimoca.org/ja/
住所〒763-0022 香川県丸亀市浜町80-1
アクセスJR予讃線丸亀駅より徒歩1分
電話番号0877-24-7755
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