田村文雄 「虚が実を支配する」

佐久市立近代美術館 油井一二記念館
5月6日終了

アーティスト

田村文雄
リトグラフを中心に、平版での表現の可能性を探り、様々な作品を制作している長野県小諸市出身の版画家・田村文雄(1941~)。「余白はエロス」をテーマに制作される作品群は、日本独特の余白や間に特徴があります。

田村は東京藝術大学および同大学院に学び、修了した後は昭和45年(1970)にフィレンツェ国際版画ビエンナーレ展で大賞を受賞、昭和47年(1972)に東京国際版画ビエンナーレ展に出品するなど国内外の展覧会で活躍を続けています。さらに、昭和50年(1975)には女子美術大学専任講師に就任し、のち教授となるなど後進の育成にも努めました。

田村は、人間社会の虚実、矛盾、自己の内面と社会との繋がりを非日常的な物語性を持つ作品として描いています。本展覧会では、「現実を描写するのではなく、イメージによって現実を新たに見出す」という精神に基づいて生み出される作品の数々を紹介します。

スケジュール

開催中

2025年3月15日(土)〜2025年5月6日(火)あと47日

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
3月9日は無料プレオープン
4月28・5月5日は開館
3月21日・4月30日は休館
入場料一般 600円、大学生 410円、18歳未満(高校生以下) 無料
展覧会URLhttps://www.city.saku.nagano.jp/museum/special-exhibitions/tamuraten_20250315.html
会場佐久市立近代美術館 油井一二記念館
https://www.city.saku.nagano.jp/museum
住所〒385-0011 長野県佐久市猿久保35-5
アクセスJR小海線北中込駅より徒歩15分、JR佐久平駅よりタクシー10分
電話番号0267-67-1055
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