相川恵子 「思いがけなさ」油彩, キャンバス 652mm×530mm

「face to face Vol.Ⅳ」

Bunkamura Gallery 8/
10月20日終了

アーティスト

相川恵子、木原健志郎、額賀苑子、三代宏大
コロナの影響を受け世界中でエチケットとなったマスク着用。若者の間で常識となったスマホアプリでの顔加工。ここ10年でますます気軽になった美容整形など、「顔」に対しての認識がスピード感を持って変化している近年、個人の象徴でもある「顔」を描いた肖像画は、今後どのような進化を遂げるのでしょうか。

Faceに着目した4度目を迎える本展では、4つの異なる「顔」をご紹介します。人間の複雑な心境を露わにし、流動的な変容をみせる相川恵子の「顔」。慣れ親しんだフィギュアと現代の社会情勢を交え、虚構と現実を行き来する木原健志郎の「顔」。また、額賀苑子の立体作品では、相対する人間の価値観を併存させた表情が不可思議な歪みとなって表現されています。そして、三代宏大がつくる「顔」と目線が交わると、一見風変わりな世界観に引き込まれ、描かれた人物の奥に潜む思惑を感じ取ることができます。

現代の肖像画は、不透明になりつつある「顔」の定義を顕在化させるだけでなく、私たち自身を映す鏡。そこにはあらゆる環境や時代背景、感情や性格が縦横無尽に広がり、今を生きる作家たちが現代において「顔を描く意義」を観る者に問いかけているようです。

本展で新世代のアーティストが描く「顔」と対峙し、現代の肖像画をご堪能ください。

スケジュール

開催中

2024年10月4日(金)〜2024年10月20日(日)あと12日

開館情報

時間
11:0020:00
入場料無料
展覧会URLhttps://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/241004face.html
会場Bunkamura Gallery 8/
https://www.bunkamura.co.jp/gallery8/
住所〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F
アクセス東京メトロ副都心線・半蔵門線・ 東急田園都市線渋谷駅B3出口より直結、JR・東急東横線・東京メトロ銀座線・京王井の頭線渋谷駅より2階ペデストリアンデッキで直結
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません