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「常設“drawing 2024”」
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「常設“drawing 2024”」
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アーティスト
北辻良央、大森博之、加藤学
9月24日から常設展として北辻良央、大森博之、加藤学のドローイングを展示いたします。北辻良央(KITATSUJI Yoshihisa)はポストもの派としてオブジェ彫刻や版画、インスタレーションなどで知られますが、メディア固有のあり方を探っている作家といえます。ドローイングは「素材としてのもの」の制約があるオブジェと違って紙と水彩やパステルなどを用いてより自由にイメージそのものを追うことのできるメディアでありました。私見でありますが、80年代から始まったドローイングは近年制作している油彩にも繋がってゆくようにも思います。90年代の北辻はオブジェ彫刻で美術館の個展など多々招待出品されていますが、同時期のドローイングに広がる世界は創造の深淵を見るようで非常に深く豊かであります。
大森博之( OMORI Hiroyuki)は石膏などをつかったモデリングを用いた彫刻、近年は大理石の彫刻で知られます。石膏の上に蜜蝋で光をまとった静謐な作品の他に、油彩を用いて石膏の表面をなぞるような線で埋め尽くしたりと、彫刻と油彩やドローイングなどの平面の間を軽々と行き来しているような作品を発表してきました。それもそのはずで、大森にとって制作は手の平に収まるようなサイズに折られた紙のドローイングの中から生まれており、日録のように習慣化したドローイングは種となり温められ、やがて彫刻、油彩、ドローイング、版画へと作品化されます。作者自身が「ねばねばした光」と表現するものは、光と闇に繋がる何か密接なイメージとも考えることができると思いますが、どこか触覚的なものを誘引するような作品は、イメージに収斂してゆくというよりメディアの領域を揺蕩いながら浮かんでいるようにも思えます。今回は大きなドローイング(額装)3点と日録的な小さなドローイング(ファイル)展示いたします。
加藤学(KATO Gaku)はこの7月に個展をしたばかりであります。アクリルなど水溶性メディアを用いて「風景」を描いています。美術教育の現場では西洋絵画に関する技術、歴史が主流となっており、鑑賞者もまたそのような背景をもって作品を見ることが多いかと思います。加藤の場合は西洋美術の流れも受け入れつつも東洋画も大事な要素となります。柔らかい淡い色で構成された絵をしばらく見ていますと硬質な絵画空間が現れ驚くことがあります。まるで霧の晴れ間から雄大な山水が現れたような驚きです。私の中で現代の絵の可能性を更新させてくれた瞬間でした。加藤はよく自身のことを「絵を描くものであって、鑑賞者でもある」と話します。描き、見ることの繰り返しの中で最小の色、手数を持って描くことは張り詰めた緊張の連続でしょう。加藤にとってはそのような制作のための前段階として成立するドローイングもありますが、直近の展示で紹介したインクによるドローイングも合わせて展示いたします。
ドローイングは紙と描く材料で作られる最小の表現方法です。それはイメージと直結するもの、作家の源泉に触れるようなスリリングな魅力があると思っています。今回の展示は三者三様の在り方で制作背景も違います。そのあたりも楽しんでいただければと思います。
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スケジュール
2024年9月24日(火)〜2024年10月24日(木)
開館情報
時間
12:00 〜 18:00
休館日
日曜日、月曜日、祝日
土曜日は事前予約制
9月26日は休廊
入場料
無料
会場
+Y Gallery
https://www.plus-y-gallery.com/
住所
〒540-0012 大阪府大阪市中央区谷町1-3-27 大手前建設会館306
地図アプリで見る
アクセス
地下鉄谷町線天満橋駅3番出口より徒歩2分、京阪線天満橋駅東口より徒歩5分
電話番号
06-4792-0011
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