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「ダイアローグ|松丘保養園と出会う」

弘前大学資料館
終了しました

アーティスト

木村直、成瀬豊、伯龍、廣瀬俊介
青森市石江に存在する国立療養所松丘保養園にかんする企画展。松丘保養園は、全国13か所に存在するハンセン病療養所のひとつで、最北端のものである。入所者が超高齢化する各地域の療養所には、これまでに制作された作品をはじめ、さまざまな生活の記録が存在しており、日本国内のハンセン病の歴史の文脈の中でのそれらの歴史的価値は、これから評価され・議論されることを待っている。

この企画展は、松丘保養園内外の4人のアーティストの作品展示、および研究者・学芸員・アーティストの執筆したテキストのハンドアウトで構成されており、社会問題としての国立療養所の歴史の文脈を学ぶ一方で、療養所のなかの個別の生活史(生活誌)接近し、想像力をもつ試みである。

来館者は、松丘保養園の現在のすがたについて、その地域風土を感じ(廣瀬俊介のスケッチ作品)、コロナ・パンデミック期にあらためてあらわになった内外の境界を感じ(木村直の写真作品)、松丘にこれまで蓄積されてきた生活誌を絵画表現から(成瀬豊のスケッチ・油彩作品)、また日用品としての焼き物に触れることによって(伯龍の陶芸作品)感じることができる。

スケジュール

2023年12月7日(木)〜2024年1月29日(月)

開館情報

時間
10:0016:00
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://shiryokan.hirosaki-u.ac.jp/exhibitions/2954
会場弘前大学資料館
https://shiryokan.hirosaki-u.ac.jp/
住所〒036-8560 青森県弘前市文京町1(弘前大学文京町地区キャンパス内)
アクセスJR弘前駅より弘南バス(小栗山・狼森線または学園町線)「弘前大学前」下車
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