「エミール・ガレ没後120年 ガレのある部屋 ―ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ」

下瀬美術館
11月24日終了
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパを中心に流行したアール・ヌーヴォーは、近代的な生活にふさわしいライフスタイルを創り出すため、過去の装飾様式から脱却し「新しい様式」を求める美術動向でした。ゆえに、建築やインテリア、工芸デザイン、グラフィックデザインなど様々な分野で花開きました。その代表的な芸術家のひとり、エミール・ガレ(1846-1904)は、陶器、ガラス器、家具の3つの分野にわたり、自然を着想源とした装飾性豊かな作品を生み出しました。その作品は、ガレの死から120年を経た現在でも私たちを魅了して止みません。

本展では、ガレのガラス器や家具を中心に、同時代のドーム兄弟やルイ・マジョレル等の作品も交えながら、当館の所蔵作品に個人蔵の作品を加えた80点余りをご覧いただけます。会場にナンシー派美術館をイメージした部屋を展示するとともに、ガレゆかりの都市ナンシーやパリを切り口として制作の背景を探るなど、ガレの装飾美の世界をご堪能いただけます。緑豊かな「エミール・ガレの庭」の散策も併せてお楽しみください。可動展示室では、8つのテーマで当館の多様なコレクションをご紹介。ラウル・デュフィ《大きな花束》や七世大木平蔵製《長刀鉾》を初公開いたします。

スケジュール

開催中

2024年7月7日(日)〜2024年11月24日(日)あと80日

開館情報

時間
9:3017:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日
(祝休日の場合は開館)
入場料一般 1800円(1500円)、高校生・大学生 900円(800円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体、大竹市民割引料金
※障害者手帳をご提示の方とその同伴者1名は無料
展覧会URLhttps://simose-museum.jp/exhibition/post-645/
会場下瀬美術館
https://artsimose.jp/
住所〒739-0622 広島県大竹市晴海2-10-50
アクセスJR山陽本線玖波駅東口より徒歩22分。JR玖波駅東口、またはJR大竹駅 西口より、よりこいこいバス「ゆめタウン」下車徒歩5分。山陽自動車道 大竹ICから5分
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