「コレクション展 光の『うつわ』」

富山市ガラス美術館
6月1日終了
ガラスは、光を透過させたり、内部にとどめたり、屈折あるいは反射したりできる素材です。これこそ、陶磁や染織、木竹といった他の工芸素材にはないガラスならではの特徴です。ガラスのこうした特異な性質と対話を交わしながら、現代の作家たちは、さまざまな表現の可能性を探っています。

ガラスのプリズムとスペクトルの光学の原理を作品に導入する作家もいれば、光に照らされた自然の風景を作品化する作家、あるいは造形のなかに光を取り込み、ともに詩的に変換することで作品へと結実させている作家もいます。そこでは、ガラスは、いわば光とそれにまつわる世界観を増幅させる一種の装置としての役割を果たしているともいえましょう。いずれの作品においてもガラスは、光を受け止め、その中に光を湛(たた)える一種の「入れ物(容器)」として不可欠な媒体でありながら、「うつわ」形にとどまらない幅広い表現を可能とし、現代において注目すべき作品を生み出しています。

本展では、現代の作家たちが、光とガラスの関係を作品においてどのように切り結んでいるのか、当館のコレクションから厳選した作品を通して探求します。

スケジュール

開催中

2024年12月7日(土)〜2025年6月1日(日)あと62日

開館情報

時間
9:30 〜 18:00
金曜日・土曜日は20:00まで
1月2日・3日は17:00まで
休館日
毎月第1・第3水曜日・年末年始(12月29日〜1月1日)、1月8日は休館
入場料一般・大学生 200円、高校生以下・富山市内の70歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://toyama-glass-art-museum.jp/exhibition/exhibition-6235/
会場富山市ガラス美術館
https://toyama-glass-art-museum.jp
住所〒930-0062 富山県富山市西町5-1
アクセスJR富山駅より市電「グランドプラザ前」下車徒歩2分、JR富山駅より市電「西町」下車徒歩1分
電話番号076-461-3100
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