終了した展覧会・イベントです

金子千裕 「闇がたり」

Tish Be(ティッシュ ビ)
終了しました

アーティスト

金子千裕
金子千裕は主に日暮れから夜明け前の時間帯に都市部を避けて撮影を行っている。きっかけは彼女が2011年、東日本大震災で故郷が被災したこと、そこに残してきた家族や東京の就労先での人間関係の変化などから睡眠障害を患ったことにある。彼女は眠れない夜、あてどなく線路沿いや河川敷を歩き写真を撮っていた。「君の夜の写真は面白い」そう言ってくれたのは、彼女の写真の師である瀬戸正人だった。瀬戸は「まだ見ぬ、もう一枚の写真を求めて」を掲げ、夜の写真学校というワークショップを30年以上続けている写真家だ。また彼が主催するギャラリーPLACE Mは日本最古の自主ギャラリーでもある。

金子は瀬戸のワークショップ卒業後、夜の写真を形にしようと試行錯誤を開始した。そのような中にあった2021年、金子は美術家 吉野祥太郎からの誘いで奥能登国際芸術祭2020+に技術スタッフとして参加した。現場で芸術家や会場である珠洲の人々と交流し、珠洲の自然や文化に触れ、ただ撮るのではなく、灯籠や漁火のように被写体や空間を照らしていくことの必要性を感じるようになった。また神事「あえのこと」との出会いから、彼女は目に見えないもの/映らないものへの思いも持つようになった。
金子はそんな「夜の写真」のシリーズを一度まとめようとしている。2024年は「夜の写真」のシリーズをFUJIFILMポートフォリオレビュー/アワードに応募した。現在はその最終選考の際に選考委員の作家たちに指摘されたことを踏まえ、撮り足し再編集を行っている。本展示はその一部である。

スケジュール

2025年4月11日(金)〜2025年4月20日(日)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日

クロージングパーティ 2025年4月20日(日) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
会場Tish Be(ティッシュ ビ)
http://tish-be.net/
住所〒153-0064 東京都目黒区下目黒2-18-3 502
アクセスJR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線目黒駅正面口より徒歩約7分
電話番号090-1041-8727
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

1件の投稿

すべて表示
Loading.................................................