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CECILIE MANZ 「TRANSPOSE 発想のめぐり」

BaBaBa
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アーティスト

CECILIE MANZ
デンマークを代表するデザイナー、セシリエ・マンツ。その研ぎ澄まされたデザインの感性は、どのような体験をもとに生まれているのか。創作の背景を探るセシリエ・マンツ初となる国内の個展がまもなく開催される。

バング&オルフセン、フリッツハンセン、フレデリシアなど、北欧のトップブランドとの協働を続けるセシリエ・マンツ。日本でも有田焼のプロジェクト〈1616 Arita Japan〉や広島の家具メーカー、マルニ木工から新作を発表、2023年4月にはエルメスの家具コレクションも手がけるなど、多方面でめざましい活動を続けている。

気高さと穏やかさを纏うセシリエのデザインは、あらゆる環境に対応するシンプルさと高い実用性が宿ると言われているが、そのデザインのプロセスを追うと、確固たるコンセプトとストーリーがあり、ディテールやフォルムへの繊細な配慮がなされていることがわかる。

デザインの真意を見極めるために、繰り返し検証を重ね、さまざまな可能性を引き出していくセシリエ。その様子は、ときにまるで自分とは別の人格、視点から物事を見つめているようにさえ感じさせる。

そんなセシリエ・マンツが日本初の個展となる本展〈TRANSPOSE 発想のめぐり〉をBaBaBaとmaruni tokyoの2会場で開催する。TRANSPOSEとは、物事の転移、置き換えを意味し、音楽用語では移調を示す言葉。物事をどのように捉え、見つめ、時代を刻むデザインへと変容させているのか。その環境と過程を独自の手法で紹介していく。

本展では、セシリエ・マンツの代表作とともに、アトリエで使っている仕事の道具、日常の食事の風景、現在進行形のプロジェクトの経過、陶芸家の両親に連れられた幼少期に訪れた有田の思い出など、セシリエ・マンツが日頃愛用している品々、およそ200点を展示。会場のデザインもセシリエ自身が担当。KvadratのテキスタイルFloyd(フロイド)を用いて、フリンジで美しくエッジを際立たせたロングテーブルの上に作り出される5つの世界。トップデザイナーの感覚を身近に感じ取る、貴重な機会となるだろう。

スケジュール

2023年5月20日(土)〜2023年6月30日(金)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
水曜日

オープニングパーティー 2023年5月20日(土) 17:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://bababa.jp/ceciliemanz/ceciliemanz/
会場BaBaBa
https://bababa.jp/
住所〒161-0033 東京都新宿区下落合2-5-15 1F
アクセスJR山手線・西武新宿線高田馬場駅早稲田口より徒歩7分、東京メトロ東西線高田馬場駅2番出口より徒歩7分、西武新宿線下落合駅北口より徒歩10分
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