「－画業50年のあゆみ－黒井健　絵本原画展」

酒田市美術館

終了しました

アーティスト

黒井健

絵本画家・黒井健さん（1947～）の画業50周年を記念する個展を開催します。

新潟県出身の黒井さんは東京の出版社で絵本の編集に携わったのち、イラストレーターとして独立。1976年に初めての絵本『あめってあめ』（矢崎節夫・作）を出版して以降、新美南吉の『ごんぎつね』や『手ぶくろを買いに』、宮沢賢治の『猫の事務所』、間所ひさこの「ころわん」シリーズなど、300冊以上の児童文学や絵本の挿絵を描き続けてきました。また挿絵だけでなく自ら文章を書いた『ミシシッピ』などの画集も出版しています。

本展覧会では代表作のほか、初期に手掛けた貴重なカットから、出産を控えた母親を中心に人気の『うまれてきてくれてありがとう』のほか、本県出身の童話・絵本作家とともに作られた絵本『こすずめとゆき』（深山さくら・作）や『すずばあちゃんのおくりもの』（最上一平・作）などの原画約200点を展示し、長く愛され続けてきた黒井健さんの絵本の魅力に迫ります。

スケジュール

2024年9月14日(土)〜2024年11月3日(日)