「ANONYMAT vol.3 2022 奈良」では、長きにわたって奈良を活動拠点にし、絵画と立体の同一(背反)性をテーマに、ダイナミックな作品(絵画、立体)を精力的に制作している原田要を取り上げます。原田の近年の代表作を「絵画の庭」のタイトルのもと、2月15日から3月3日まで展示します。 企画展「ANONYMAT 奈良」シリーズは、主に奈良を活動拠点に制作を続ける実力派の美術家を紹介するもので、大和盆地、紀伊半島に生きる人や出来事を発掘・開拓し、土地に根ざした文化や芸術を取り上げた展覧会を開催していこうとするものです。 今回のvol.3も、Gallery OUT of PLACE が奈良蔦屋書店と共同で企画し、奈良蔦屋書店2F天平ギャラリーにおいて開催いたします。 総合タイトル「ANONYMAT」は、フランス語で「不特定な」あるいは「名前を持たない民」を意味しますが、このアルファベットを逆から読むと「民の名」とも読むことができ、逆の意味合いになります。名声を得ながらも謙虚な姿勢を崩さない精神をこの言葉に託しています。
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