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「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」

群馬県立館林美術館
終了しました

アーティスト

佐藤忠良
宮城県に生まれた佐藤忠良(1912~2011)は、青年期までを北海道で過ごし、画家を志して上京します。その後ロダンをはじめとするフランス近代彫刻に魅せられ、東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫刻を学び、卒業して間もなく新制作派協会(現・新制作協会)彫刻部の創立に参加しました。戦時中、召集されて旧満州に渡り、3年間のシベリア抑留も経験します。復員後は一貫して具象彫刻の道を歩み、戦後の日本彫刻史に大きな足跡を残しました。

本展覧会は、佐藤忠良の三つの代表作に焦点を当てます。写実を深く追求し、日本人の手で初めて日本人の顔を表現したと高く評価された《群馬の人》、イタリアの近代彫刻に刺激を受け、当時の若い女性が身につけた衣服や帽子を活力あるポーズに取り込んだ《帽子・夏》、的確な描写力と場面展開によって1962年の刊行以来読み継がれているロングセラー絵本『おおきなかぶ』。これら三点の傑作の制作背景を、佐藤自身が収集したロダン、ムーア、マリーニなどの作品と、彼らについて語った言葉を手がかりに解き明かします。

前期: 7月16日(土)~8月21日(日)
後期: 8月23日(火)~9月19日(月・祝)

[関連イベント]
1. 講演会「佐藤忠良が遺したもの」
日時: 9月3日(土)14:00~15:30
会場: 講堂
講師: 三上満良氏(本展監修者・元宮城県美術館副館長)
定員: 先着50名(要申込)
2. 学芸員による作品解説会
日時: 8月3日(水)、8月28日(日) 各日14:00~(約40分)
会場: 研修室
参加方法: 当日直接会場へお越しください。(申込不要・先着20名)
3. ワークショップ「ミニチュア彫刻を作ろう」
日時: 8月21日(日)11:00~15:30
会場: 別館ワークショップ室
料金: 無料(要申込・抽選30組)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2022年7月16日(土)〜2022年9月19日(月)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
7月18日・8月15日・9月19日は開館
7月19日は休館
入場料一般 830円、大学生・高校生 410円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場群馬県立館林美術館
https://gmat.pref.gunma.jp/
住所〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
アクセス東武伊勢崎線多々良駅より徒歩20分、多々良駅よりタクシー10分
電話番号0276-72-8188
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