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[画像: Series of Bedtime for Democracy©Winston Smith]

「Bedtime for Democracy」

KAG
終了しました

アーティスト

レティシア・アグド、ヌオタマ・ボドモ、リジー・ボーデン、ブレッド&パペット シアーター、ナオミ・クライン、マーサ・ロスラー、ヘイニー・スロール、松本俊夫、ウィンストン・スミス、ウェンディ・ブラウン
アメリカのパンクロックバンド、デッドケネディーズは、アルバム「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」のなかで「電気フェンスが必要な“祖国 ” と呼ばれる収容所」の中で「バビロンの蜃気楼やベルトコンベアのような肉弾戦を生きている」と叫び、民主主義と資本主義の分かち難い共犯性を歌いました。

本展に付けられたアルバムタイトルは、ロナルド・レーガンが主演した1951年のコメディ映画「Bedtime for Bonzo」に由来しており、レーガノミクスをはじめとして、新自由主義、戦争、メディアの氾濫、娯楽産業(余暇と消費)、マッチョイズム、それらへの見せかけの反抗への糾弾が叫ばれます。そして難民やクィアへの擁護といった、周縁への配慮も示唆します。

これらの観点を踏まえつつ10組のアーティスト、活動家、哲学者が参加する展覧会を開催します。本展では、民主主義における意思決定プロセスが問いたださる現状の中、その声をかき消され、疎外された周縁の声を引照し、民主主義の政治的神話の綻びを暗示した作品群を取り上げます。また地政学的な観点から、民衆の不服従を起点とした集団の内部における権力の分散や、共有を照射した作品をとりあげ、新自由主義の諸原理が民主から奪い去った主権を、いかにして奪還できるのかを模索します。そして民主主義をどのように抵抗の政治へと変転しえるかを作品を通して見いだします。

スケジュール

2022年6月26日(日)〜2022年8月28日(日)

開館情報

時間
9:00〜17:00
休館日
イベントにより異なる
備考
日曜日は休館
7月9日・13日・23日・8月20日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://kuragei.com/?p=609
会場KAG
https://hostel-kag.jp/
住所〒710-0055 岡山県倉敷市阿知3-1-2
アクセスJR山陽本線・伯備線倉敷駅南口より徒歩3分
電話番号086-441-8817
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