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「森に棲む月に棲む建築構造デザイン」

駒場博物館
終了しました
力学・幾何学・デジタル技術を駆使し、極細・極薄を探究した建築構造デザインは、「こもれび」の光で満ちた空間を生み出します。本展では、曖昧性(Fuzzy)を帯びた結節点(Node)で結ばれ、森の「こもれび」の様相を呈した世界最強級のガラス《Transparent Structures》(2015)や「壊れても死なない構造」を夢見て華やかに舞う世界最薄の布《羽衣構造:紅掛空》(2019)や21_21 DESIGN SIGHT「虫展」に出展した世界最薄の和紙《極薄和紙の巣》(2019)といった30ほどのプロジェクトを原寸大のモックアップや映像、スケッチ、図面等を通してご紹介します。

これらのプロジェクトで培われたエンジニアリングは、東日本大震災の被災地における膜テンセグリティ構造の集会所《MOOM[Membrane Oom]》(2011)に、アルゼンチンのスラム街では親杭横矢板の土留め壁《SMAワークショップ》(2018)に、さらに月や火星に存在する縦孔と呼ばれる巨大な洞窟に着床させる月面基地の提案《Lunar/Mars Base Camp》(2021)へと結実していきました。本寄附講座が提案してきた「森に棲む月に棲む建築構造デザイン」は、これまで体験したことない新しい空間へと私たちを導き、工学の未来を切り拓く契機となることでしょう。

第一会場: 東京大学 駒場Ⅰキャンパス 駒場博物館
第二会場: 東京大学 本郷キャンパス 工学部11号館HASEKO-KUMA HALL
第三会場: 東京大学 柏キャンパス 東京大学柏図書館

スケジュール

2022年7月16日(土)〜2022年9月11日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
入場料無料
展覧会URLhttp://museum.c.u-tokyo.ac.jp/2022.html#AGC2022
会場駒場博物館
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp
住所〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
アクセス京王井の頭線駒場東大前駅東口より徒歩3分
電話番号03-5454-6139
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