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[画像: 遠藤麻衣×百瀬文《Love Condition》2020年]

「フェミニズムズ / FEMINISMS」

金沢21世紀美術館
終了しました

アーティスト

青木千絵、碓井ゆい、遠藤麻衣、遠藤麻衣 × 百瀬文、風間サチコ、木村了子、西山美なコ、森栄喜、ユゥキユキ
1990年代以降のフェミニズムは、欧米の若い女性たちを中心にポピュラー文化と結びつき、メディアを通して広がっていきました。日本でも若い女性たちの活躍がメディアを通して紹介され、まさに「ガール・ムーブメント」の様相を呈していました。しかし日本の場合、女性たちからのマニフェストという以上に、ムーブメントがメディアに利用され、女性たちを消費していった側面があったことは否めません。1986年の男女雇用機会均等法、1999年の男女共同参画社会基本法などの法律が整い、男女平等社会が実現したかのように見えましたが、現実社会には結婚や家族という制度、異性愛という社会的規範、女性らしさ男性らしさという通念など、個人と社会の狭間に行き場のない違和感があふれていました。

2020年代の今、インターネットを介して異議を発する小さな声と声がつながり、社会が変わろうとしています。女性のためだったフェミニズムが、社会に違和感を持つあらゆる人たちの力になろうとしています。近年、フェミニズムは複数形で語られ始めました。世代や時代、所属する国家や民族、それぞれの環境や価値観によってフェミニズムの考え方や捉え方は異なります。複数形のフェミニズムが発するメッセージは、多様な考え方を認め合うことこそが社会にとって重要で必要だという視点です。本展ではアーティストたちがそれぞれのまなざしで、ジェンダーを、身体を、社会をどう捉えるのか、そしてその先に何を見ているのか、日本におけるフェミニズムの表現の一端を9名のアーティストの作品からご紹介します。

スケジュール

2021年10月16日(土)〜2022年3月13日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
11月1日・22日・2022年1月3日・10日は開館、11月24日・12月29日〜2022年1月1日・1月4日・11日は休館
入場料一般 1200円、65歳以上 1000円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 400円
展覧会URLhttps://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1795
会場金沢21世紀美術館
https://www.kanazawa21.jp/
住所〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
アクセスJR金沢駅東口よりバス「広坂・21世紀美術館」下車、JR金沢駅東口よりバス「香林坊(アトリオ前)」下車徒歩5分
電話番号076-220-2800
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