終了した展覧会・イベントです

八木良太 「浦島太郎の宇宙旅行」

無人島プロダクション
終了しました

アーティスト

八木良太
無人島プロダクションでは、八木良太展「浦島太郎の宇宙旅行」を開催いたします。
無人島プロダクションでの八木展は約3年ぶりとなります。本展では、世界中が新型コロナウイルスに翻弄されている2020年から現在に至るまでの、時間に対する八木の考察から生まれた新作群を発表します。

コロナウイルスの感染拡大防止策や緊急事態宣言の発令によって外出や営業自粛などを余儀なくされたこの約1年の間、まるで時が止まってしまったかのように感じる人、時の流れがいつもより遅く感じる人もいれば、あっという間に時が過ぎ去り、2020年があたかも存在しなかったかのように感じる人など、人によって時間の存在が違ったのではないか、という着眼点から本展作品の制作は始まりました。

作家自身はこの1年を、今まで時間と競うかのようにスピードをもって物事を決断しなければいけなかった状態から、じっくり時間をかけて考えることが可能となったことで、時間の流れの変化をポジティブに捉えることができたといいます。
八木はデビュー当時から時間をテーマにした作品を継続して作り続けてきましたが、今回はコロナ禍のなか、時間知覚や時間評価の多様性だけではなく、時間はパラレルに多数存在するのでは、という発想から、「浦島太郎」を複数ある時間の概念のシンボルとして取り上げ、さまざまな角度から考察しています。

展示では、時間を体感できるものとして捉えた、サウンドを使用したインスタレーション「Time Signal」をはじめ、時計をモチーフとして視覚で時間を切り取る写真作品「Framed Time」や同じく時計をモチーフとしていながら個々が違う時間をパラレル的に持っているということを視覚化した「Everyone has different time」、また、過去を現在に呼び戻すような、まさに”浦島太郎”を再現したプログラミング作品「TODAY -10」、時の蓄積を視覚化した「Elephant」など、さまざまに異なった「時」へのアプローチを試みています。
バリエーションに富んだ八木良太の時間への考察を、ギャラリーという一つの空間に多面的なインスタレーションとして再現いたします。

スケジュール

2021年6月29日(火)〜2021年8月1日(日)

開館情報

時間
13:0019:00
土曜日・日曜日は12:00〜18:00
休館日
月曜日、祝日
備考
開廊時間 13:00〜19:00、土曜日・日曜日は12:00〜18:00
入場料無料
展覧会URLhttp://www.mujin-to.com/exhibition/%e5%85%ab%e6%9c%a8%e8%89%af%e5%a4%aa%e3%80%8c%e6%b5%a6%e5%b3%b6%e5%a4%aa%e9%83%8e%e3%81%ae%e5%ae%87%e5%ae%99%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%80%8d/
会場無人島プロダクション
http://www.mujin-to.com/index_j.htm
住所〒130-0022 東京都墨田区江東橋5-10-5
アクセス都営新宿線菊川駅A3出口より徒歩8分、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線住吉駅B2出口より徒歩8分、JR総武線錦糸町駅南口より徒歩12分
電話番号03-6458-8225
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません