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[画像: 岡田杏里《Soñar dentro de la tierra》2021年、 アクリル/カンヴァス、 45cm x 106.7cm、 作家蔵 (C)Anri Okada]

岡田杏里 「Soñar dentro de la tierra / 土の中で夢をみる」

ポーラ美術館
終了しました

アーティスト

岡田杏里
ポーラ美術館は、 開館15周年にあたる2017年に現代美術作家の活動を紹介する「アトリウム ギャラリー」を新設し、 芸術表現と美術館の可能性を「ひらく」という趣旨の展示「HIRAKU PROJECT」にて、 公益財団法人ポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介しています。

第11回目となる今回は、 日本とメキシコを拠点に活動を展開し、 現実と幻想、 現代性と土着性など相反する要素を鮮やかな色彩で表現するアーティスト、 岡田杏里をご紹介します。 本展に向けて制作された新作を展示いたします。

本展の目玉となるのは、 縦75cm×横75cm のカンヴァスを33点ほど組み合わせて実現される、 壁画のインスタレーションです。 およそ縦3m×横10mもの大きさに及ぶこの壁画では、 メキシコの地で想を得た幻想的な森を舞台として、 植物や生物、 そして人間の形象が交錯します。

風土や環境、 すなわち自然と生命との関係をめぐるテーマは、 岡田がこれまで主たる関心のもとに追求してきたものです。 「土の中で夢をみる(= Soñar dentro de la tierra)」という展覧会のタイトルは、 先史時代から育まれた豊かな文化の残るメキシコでの滞在を通じて、 作家自身のテーマが迎えた新たな展開を示しています。

本展では、 メキシコで制作された最新の33点の作品によるインスタレーションを中心に、 他の絵画作品や立体作品なども合わせてご紹介します。 メキシコやグアテマラへの留学を経て、 訪れた土地の文化や風習、 非日常の風景、 先住民の神話や詩を行き来しながら作品を描くようになったという岡田。 森羅万象を意識した旅と生活をおくる中で、 現代社会を危惧し、 自然への向き合い方を問い直す岡田が手掛ける、 色鮮やかな絵画やインスタレーションをご覧いただくことを通して、 鑑賞者の中に眠っていた原始的な感覚が呼び起こされる体験をお楽しみください。

会場: アトリウム ギャラリー

スケジュール

2021年4月17日(土)〜2021年9月5日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
入場料一般 2200円、大学生・高校生 1700円、中学生以下 無料、障害者手帳提示と付き添い1名 1100円
展覧会URLhttps://www.polamuseum.or.jp/hiraku_project/11/
会場ポーラ美術館
http://www.polamuseum.or.jp/
住所〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
アクセス箱根登山鉄道強羅駅より無料送迎バス、箱根登山鉄道強羅駅より施設廻りバス(温生花園行き)「ポーラ美術館前」下車
電話番号0460-84-2111
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