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「開館20周年記念 菅木志雄展 〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」

岩手県立美術館
終了しました

アーティスト

菅木志雄
現代美術家、菅木志雄(1944年岩手県生まれ、静岡県在住)は、60年代末から70年代の日本に起きた美術動向「もの派」の作家として知られています。もの派の活動が終息した後も様々な手法による作品を発表し続け、今日まで日本の現代美術をリードしてきた菅の活動は、近年海外でも高く評価されています。
菅の作品は、並べる、曲げるといったシンプルな行為を加えながら、石や木、金属等の日常的な素材を空間に置いたり組み合わせたりすることによって、素材同士や置かれた場所、さらには人との関係性を考えさせるものです。既成概念を取り払い、独自の哲学の元、「もの」と「場」の本質を掘り下げることで、従来の美術の在り方を根本から問い直しました。そして、この制作姿勢はもの派の頃より現在まで変わることなく続いています。
本展では、過去に岩手で発表された作品や今回のための最新作も交え、インスタレーション、レリーフ、ドローイング、写真、アクティヴェイション(またはイヴェント。作家によるパフォーマンス)の記録映像など多岐に及ぶ約120点の作品を、10年毎の時代に区分し通覧しながら、菅の半世紀以上にわたる制作活動を振り返ります。
当館の開館20周年を記念する本展は、展示室内だけでなく、グランド・ギャラリー、屋外展示スペース等、全館で展開されます。いつもの美術館の空間が菅作品の「場」となり、新たな風景を見せてくれることでしょう。

[関連イベント]
アーティスト対談1
講師: 菅木志雄氏[現代美術家]× 建畠晢氏[多摩美術大学学長]
日時: 1月15日 (土) 14:00-15:30
場所: ホール

アーティスト対談2
講師: 菅木志雄氏 × 村井睦平氏[ギャラリー彩園子オーナー]
日時: 2月5日 (土) 14:00-15:30
場所: ホール
*対談に参加ご希望の方は当日直接ホールにお越しください。参加無料です。

ギャラリートーク
日時: 1月7日 (金)、1月21日 (金)、2月4日 (金)、2月18日 (金)
   各日 14:00- (15分程度)
場所:ホール
*参加ご希望の方は本展観覧券または半券をお持ちの上、当日直接ホールにお越しください。

アート・シネマ上映会
1.「存在と殺人」(1998-99年/86分)
日時: 12月19日 (日) 14:00-15:26
2.「集散‐囲束」(1998年/30分)
日時: 1月16日(日) 14:00-14:30、15:30-16:00
*鑑賞ご希望の方は当日直接ホールにお越しください。鑑賞は無料です。

スケジュール

2021年12月18日(土)〜2022年2月20日(日)

開館情報

時間
9:3018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
12月29日から1月2日、1月11日は休館
入場料 一般 1000円、大学生・高校生 600円、中学生・小学生 400円、障害者手帳提示と付き添い1名 半額
展覧会URLhttp://www.ima.or.jp/exhibition/temporary/20211218.html#leaf2
会場岩手県立美術館
http://www.ima.or.jp/
住所〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
アクセスJR東北本線・山田線・田沢湖線盛岡駅西口より徒歩20分、JR盛岡駅東口より岩手県交通盛南ループ200バス「県立美術館前」下車
電話番号019-658-1711
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