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[画像: 草間彌生《天国へ上る階段》2019年 © YAYOI KUSAMA]

「神秘と象徴の中間 : 草間彌生のモノクローム」

草間彌生美術館
終了しました

アーティスト

草間彌生
※草間彌生美術館は、政府による緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館しておりましたが、東京都の緩和施策を参照し6月3日(木)より開館します。
※本展示は臨時休館の影響で会期を縮小して掲載しております。
元会期: 2021年4月29日〜12月26日

古来より、水墨画や単彩画として東西に親しまれるモノクローム(単色)絵画は、20世紀美術における抽象表現の歩みとともに、様々な美術運動において展開されてきました。
草間彌生もまた、モノクロームの作品を数多く制作しており、1959年の発表以降制作が続く「無限の網」に代表されるモノクローム絵画に始まり、白や金・銀1色で塗りつぶしたソフト・スカルプチュア、単色でありながらあらゆる色を反射する鏡の部屋や、単色の花で空間を埋め尽くすインスタレーション、最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」での、稀有な色彩感覚で組み合わされたモノクロームの作品群など、草間は単色あるいは地色と描画色の2色に限定したパレットでの制作を継続して行っています。
図と地が流動的で、オールオーヴァーに作品表面を覆い、さらには作品の外へも拡がる印象を与えるこれらの作品において、モノクロームは反復を強調し、あるいは集積をひとつに取りまとめ、その強烈な視覚性とドライヴ感の増幅に大きな役割を果たしています。
本展では、初期から現在に至るまで草間が継続して制作する多様なモノクローム作品を展覧し、草間が一貫して追求する自己消滅の表現における反語的な色彩の探求ともいえる独自のモノクロームの世界をご紹介いたします。

スケジュール

2021年6月3日(木)〜2021年12月26日(日)

開館情報

時間
11:0017:30
休館日
月曜日、火曜日、水曜日
月曜日・火曜日・水曜日が祝日の場合は開館
事前予約制
入場料一般 1100円、高校生・中学生・小学生 600円、幼児 無料(チケットは美術館ウェブサイトのみで販売、窓口での取り扱いは無し)
会場草間彌生美術館
http://yayoikusamamuseum.jp/
住所〒162-0851 東京都新宿区弁天町107
アクセス都営大江戸線牛込柳町駅東口より徒歩6分、東京メトロ東西線早稲田駅1番出口より徒歩7分、東京メトロ東西線神楽坂駅2番出口より徒歩9分
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