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中村宏太 「ambivalence」

みぞえ画廊
終了しました

アーティスト

中村宏太
ambivalence―本展のタイトルには、相対する物同士が混在する様、と言う中村宏太の作品が表す世界が込められている。例えば美しいものと醜いもの、生と死、と言う様な。

私が初めて中村宏太の作品に触れた時に感じた戦慄は、ここから来るものだったのだ。弾丸が物質を貫く際に生まれる瞬間の美。破壊し、生命を奪う行為であるはずの時間と軌道が描くはかなくも美しい造形。それがこの物腰柔らかく、穏やかな人物から生まれてくると言う相反性。

洋画家中村琢二を祖父に持ち、早くからニューヨークに渡り現代美術を学び、同時多発テロを体験すると言う経歴も興味深い。
より深くこの作家を知りたい、どんな作品を生み出しどんな展示空間を作るのかを見てみたいと言う衝動に駆られ、個展開催のお声がけをした。昨秋の福岡展では期待をはるかに上回る展示を見せてくれた。この田園調布の邸宅と言う舞台でも、私たちをあっと言わせてくれるに違いない。

スケジュール

2021年11月6日(土)〜2021年11月23日(火)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日、火曜日
月曜日・火曜日は予約制
入場料無料
会場みぞえ画廊
http://www.mizoe-gallery.com
住所〒145-0071 東京都大田区田園調布3-19-16
アクセス東急東横線田園調布駅西口より徒歩7分
電話番号03-3722-6570
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