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ミン ウォン 「ライフ オブ イミテーション」

原美術館(東京)
終了しました

アーティスト

ミン ウォン
シンガポールに生まれ、母国とベルリンを拠点に制作するミン ウォン(1971-)は、第53回ヴェネチア ビエンナーレ(2009年)において審査員特別表彰を受賞した、現在、国際的に最も注目の若手アーティストです。受賞展である「ライフ オブ イミテーション」は、その後、新たな展示デザインや展示物を加えてシンガポール美術館にて再現され、シアトル、タスマニアなどを巡回し、ますます高い評価を得ています。

原美術館では、本巡回展を当館の空間に合わせ再構成します。出品作品の中核を成すのは、マレー映画の父と称されるP. ラムリー(1929-73)の映画の数々と、ハリウッドにおいてメロドラマを量産したダグラス サーク(1897-1987)の『イミテーション オブ ライフ』(1959年)、ウォン カーウァイ(1958-)の香港映画『イン ザ ムード フォー ラヴ』(2000年)を独自の視点で再演したビデオインスタレーションです。ミスキャストやモノマネなど、パフォーマンス性をベースとした滑稽とも言えるアプローチで、人種的・文化的アイデンティティや、ジェンダー、言語の問題などに言及しています。

さらに、シンガポール最後の映画看板絵師、ネオ チョン テクによるによる看板絵や、シンガポールの個人コレクター、ウォン ハン ミンの貴重な映画資料、往年の映画館建築を収めたインスタント写真などとともにシンガポール映画黄金時代(1950~60年代)を振り返り、様々な言語と文化が行き交ってきたシンガポール、ひいてはグローバル化が進む現代社会における人間のあり様を見つめます。

■「Meet the Artist and Curator ミン ウォンとタン フー クエンによる対談」
6 月25 日(土) 14:00-15:30

■ウォン ハン ミン氏によるトーク「カチャンプテからポップコーンまで:シンガポールの初期映画館(1896~1945年)」
7月31日(日)13:00-14:00(入館料のみ・予約制)
シンガポール人映画資料コレクターによるトークです。申込方法、詳細はホームページをご覧下さい。

スケジュール

2011年6月25日(土)〜2011年8月28日(日)

開館情報

時間
11:0017:00
水曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日。 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館、年末年始(12/28-1/4)休館
備考
水曜は20:00まで開館
入場料一般 1100円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 500円
会場原美術館(東京)
http://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/
住所〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
アクセス京急線北品川駅より徒歩8分、JR品川駅高輪口より徒歩15分、JR品川駅高輪口より都営バス「御殿山」下車徒歩4分
電話番号03-3445-0651
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