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「フランダースの光 ベルギーの美しき村を描いて」展

Bunkamura ザ・ミュージアム
終了しました
19世紀の後半、風景や農村の情景を主題とし、戸外で制作するという新しい志向を持った画家たちは、都市の喧騒を離れて自然の中へと移り住み、ヨーロッパ各地に芸術家村(コロニー)を生み出しました。

ベルギーでは、ゲント市にほど近いシント・マルテンス・ラーテムと呼ばれるのどかな村に、フランダース各地の芸術家たちが移り住み、ベルギーのアート・シーンにおいて、質の高い独自の芸術を展開させていきました。ラーテムに集った芸術家たちは、他の芸術家村の画家たちに見られるように、何らかの思想を表明しようという強い意志を持っていたというよりも、自然や農民たちとの親密な交わり、また芸術家同士の固い絆を通して、この地に心の平和を見出していました。豊かな自然と共存しながら、フランダースの田園風景やそこに住む人々の姿を独自の視点で描き出すかれらの作品は、何よりもゆったりとした時間の流れによって観る者に心の安らぎを与えてくれることでしょう。

[画像:エミール・クラウス「刈草干し」1896年、油彩・キャンヴァス、個人蔵]

スケジュール

2010年9月4日(土)〜2010年10月24日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は21:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
入場料一般 1400円、大学生・高校生 1000円、中学・小学生 700円
展覧会URLhttp://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_10_flanders.html
会場Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/
住所〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
アクセスJR 渋谷駅ハチ公口より徒歩7分、京王井の頭線神泉駅北口より徒歩7分
電話番号050-5541-8600(ハローダイヤル)
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