東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻では、メディア表現の分野において、映像やコンピュータなどメディアテクノロジーのもつさまざまな可能性を探究し、これまでにない表現を追究しています。これらの教育研究の成果を一般公開することを目的として、2007年度まで「OPEN STUDIO」という名称で毎年4回開催してきました。今年度は「OPEN STUDIO」とともにメディア映像専攻の教育研究におけるさまざまな成果を発表する「Media Practice 08-09」展を行うことになりました。
「Media Practice 08-09」展は「修士課程修了制作展」「博士後期課程学生研究成果発表」「修士課程1年次成果発表」「専攻関連研究成果展示」というおよそ4つの属性をもっており、メディア映像専攻に所属、あるいは関連する学生および教員等の成果発表が展示という形態で行われます。したがって、その中には美術館やギャラリー等外部機関ですでに発表された作品、あるいはすでに本専攻を修了した卒業生の作品等も含まれております。
メディア映像専攻における教育研究の成果を一堂に会して展示する「Media Practice 08-09」展の開催によって、いま私たちが直面しているメディア表現をめぐるさまざまな動向や問題の相互関連を学内外のさまざまな人々が読み取る機会となればと願っています。
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