「生誕130年記念 濱田庄司の作陶」

濱田庄司記念益子参考館
6月29日終了

アーティスト

濱田庄司
2024年12月9日で、濱田庄司生誕130年を迎えます。当館では、これを記念し特別展「生誕130年記念 濱田庄司の陶芸」を開催いたします。陶芸や民藝運動、地域の工藝の復興などに身をささげた濱田の83年の生涯について、「私は京都で道を見つけ、イギリスで始まり、沖縄で学び、益子で育った。」と自ら述懐しています。

東工大の頃から窯業の到達点と捉えていた中国の技術や様式を研究し影響を受けていた京都時代、スリップウェアの研究など民藝運動の幕開けを示唆する様な仕事の展開をしながら国際感覚を掴んだ英国時代、強烈な色彩や造形を凝縮した沖縄時代、ゆったりとした自然の中で作物が自然に生まれるような仕事を目指した益子時代。濱田庄司は、様々な土地において、その土地柄と呼吸を合わせ、身を寄せ合いながら、その暮らしぶりから生まれる美を追求しました。この姿勢は民藝運動とも密接に呼応していきます。柳宗悦、河井寛次郎、バーナード・リーチ、芹沢銈介、棟方志功などの民藝運動の同人たちと共に研鑽を積み高め合いながら作陶し、自らの作陶の参考とするための工芸品を収集し、多くの後進の指導にも尽力しました。

今回は1号館企画展示室に加えて「濱田庄司館」では、民藝運動を邁進する傍ら、陶芸をはじめた当初から晩年にいたるまで力を注いだ茶陶の品々を展覧いたします。当館所蔵の濱田作品は濱田と交流の深かった方々から寄贈された日常生活で実際に使用され使い手によって育てられた器が多いのも見どころの一つです。

前期: 2024年7月13日~2025年2月2日
後期: 2025年2月8日~2025年6月29日

スケジュール

開催中

2024年7月13日(土)〜2025年6月29日(日)あと293日

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 1000円、高校生・中学生 500円、障がい者手帳提示と付き添い1名 800円、小学生以下 無料
会場 濱田庄司記念益子参考館
https://mashiko-sankokan.net/
住所〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子3388
アクセス真岡鐵道益子駅よりタクシー5分
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