現代アートコレクターとプライマリーギャラリーの交流に特化した招待制SNS「CaM by Muuseo(キャム・バイ・ミューゼオ)」の提供が開始された。
「Muuseo(ミューゼオ)」とは、アートに限らずさまざまなモノの愛好家が自分のコレクションを登録して、自分だけのミュージアムが作れるSNS。一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN)の特別会員に認定されたミューゼオ株式会社が運営を行う。
プライマリーギャラリーとは、アーティストの新しい作品が最初に発表され、売買される第一次的なマーケットを担うギャラリーのこと。「CaM by Muuseo」では、参加ギャラリーは日本現代美術商協会(CADAN)の会員ギャラリーを中心に招待制とし、アートコレクターも完全招待制としている。
将来的に、「CaM by Muuseo」は海外ギャラリーや海外アートコレクターの招待も進め、国内のギャラリーやアーティストの海外展開を支援していく方針だという。
ミューゼオ代表取締役社長の成松淳は、「これまで、プライマリーギャラリーが担ってきた才能あるアーティストのインキュベーション機能をより一層推進すべく、ギャラリーと良質なアートコレクターがともに作り上げ、グローバルへの拡張性を持ったネットワークを構築することで、良質かつ多様性を持ったアートマーケットが維持・形成され、さらには国際的にも評価の高いアーティストを育むことに少しでも貢献していきたい」と語っている。
CaM by Muuseo
https://cam.muuseo.com
Muuseo(ミューゼオ)
https://muuseo.com/company
(Text: 玉田光史郎 Koushiro Tamada)