前回の1日ギャラリー巡り-新宿編-に引き続き第2弾として、今回は市ヶ谷・神楽坂エリアの「ギャラリー巡り」のルートをご紹介。現代アートのギャラリーにフォーカスして6つのギャラリーを巡ってみたいと思います。今回のルートは総距離約4.6kmと少し長めのルートです。途中でいくつかの駅の近くを通るので、この記事を参考に出発地点や到着地点を変えて自分なりのルートを見つけてみてはいかがでしょうか。
右手に大きな窓のある白い建物が見えたら1つめのギャラリーです。
1) Hiromart Gallery Tokyo
ヒロマート・ギャラリーを右手に出たら神田川沿いをまっすぐ進みます。
左手に2本目の橋(掃部橋)が見えたら渡って、突き当たりを右に直進。次の突き当たりのT字路を左に進むと赤いレンガの建物が見えてきます。ここが2つ目のギャラリーです。
2) WAITINGROOM
WAITINGROOMを出たら、元のT字路へと戻り、そのまま高速道路を通り抜けます。目白通りの横断歩道を渡ったら左に直進。右手に見える1つ目の角を曲がります。そのまま直進すると、大きな道路に出ます。左手に曲がると、グレーの建物が見えてきます。ここが3つめのギャラリーです。
3) Maki Fine Arts
メディウムや表層の諸問題について、立体、絵画、写真などによる独自の解釈と、卓越したアプローチによる作品で高く評価され、主に国内の美術館や国際芸術祭などで紹介されています。
そして同じビルの3Fにはスプラウト・キュレーションがあります。Maki Fine Artsにきた際はこちらの展示もチェックしてみてはいかがでしょうか。
4) スプラウト・キュレーション
こちらのビルを右手に出たら、左手の曲がり角を曲がり、突き当たりを右折。そのまま道なりに進みます。
ここで少し休憩。神楽坂の数あるカフェの中から、今回のルートで立ち寄ることができるオススメのカフェをご紹介します。
Mojo Coffee
美しい青のカップが特徴的なMojo Coffee。木を基調とした店内は落ち着いた雰囲気でゆっくりとくつろぐことができます。コーヒーのメニューはもちろん、サンドウィッチもケーキも様々な種類があります。生産国、農場、精製方法に至るまで厳選して選ばれた自家焙煎豆もオススメです。
5) AYUMI GALLERY CAVE
AYUMI GALLERY CAVEを出たら道路を反対側に渡って左手に直進。早稲田通りを道なりに進んでいきます。神楽坂上交差点を渡って、右手にお寺が見えたら曲がります。そのまま道なりに進み続け、細い道を抜けて外堀通りにでたら右手に直進します。黒っぽい二階建ての建物が6つめのギャラリーです。
6) ミヅマアートギャラリー
ということで今回は6つのギャラリー巡りの紹介をしました。早稲田駅から、江戸川橋駅、神楽坂駅、市ヶ谷駅周辺への道のりを散歩しながら観に行くことが出来るこれらのギャラリーは、今回紹介したルート以外にも様々なルートで回ることが出来るでしょう。それぞれの駅によっても景色や街の雰囲気が変化するので、カメラを持って巡るのもおすすめです。あえて歩いてギャラリーに行くことで、外の景色を楽しみながらアートに触れるのはいかがでしょうか。
1. Hiromart Gallery Tokyo
〒112-0014 東京都文京区関口130-7 三村ビル1F
2. WAITINGROOM
〒112-0005 東京都文京区水道2-14-2 長島ビル1F
3. Maki Fine Arts
〒162-0812 東京都新宿区西五軒町5-1 エーワビル1F
4. スプラウト・キュレーション
〒162-0812 東京都新宿区西五軒町5-1 エーワビル3F
5. AYUMI GALLERY CAVE
〒162-0805 新宿区矢来町114 高橋ビルB2F
6. ミヅマアートギャラリー
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
全体の所要時間:4〜5時間
撮影協力: 加藤明日花
[TABインターン] Mayo Murakami: 関西出身の現役美大生。絵を描くことに特に興味はないけれど油絵学科所属。コーヒーが大好物で、休日は東京のカフェとギャラリーをひたすら巡る。将来的には眉毛を金に染め、鼻ピアスを開けて指にタトゥーをいれている美術作家になりたい。