アートギビングプロジェクト実行委員会は、継続的な被災地支援システム“ART GIVING Project”を発足し、始動すると発表した。
プロジェクト始動第1弾として、第一線で活躍するフォトグラファーやビジュアルアーティストたちの作品提供による、ストックフォトサービス“Stock ART GIVING”を4月18日より開始。参加した12名のクリエイターによる約320点の作品の画像データを、ストックフォトサービスのシステムを活用した専用サイトで販売するサービス。
使用料は、3~5万円程度を目安とし、第一線で活躍するクリエイターたちの作品を、手軽に広告活動やメディアのコンテンツなどに利用することができる。この作品使用料が支援金として被災地支援に役立てられる。
このほか、現地でのワークショップ開催など、被災地からの声や参加者のアイデアを取り入れた、必要とされる支援を行う予定。収益はシステムの最低限の運営費、作品提供者への実費ロイヤリティを除いたすべてを、被災地支援50% + 作家制作費20% + ストックサイト管理費15% + 事務局運営費15%の割合で配分するという。
ART GIVING Project参加アーティストは、市橋織江、おやまめぐみ、桐島ローランド、佐藤博文、鈴木崇史、田島一成、高井哲朗、徳山宗孝、中島宏樹、萩原佳一、hanachoco、ミヤザキケンスケ、安永ケンタウロス、レスリー・キー、Ron Kowalkeとなっている。
■関連リンク
ART GIVING Project公式ホームページ
http://artgiving.jp/
執筆:岡徳之(Noriyuki Oka Tokyo)