ニューヨーク近代美術館(MoMA)は、毎週金曜の午後4〜8時まで無料で入館できることをご存知だろうか?
2004年からスタートしたこの入館料無料プログラムは、ニューヨークのフライデーナイトを象徴するシーンのひとつ。そしてこの度、MoMAと同ストリートに巨大旗艦店を構えるユニクロが本プログラムに名乗りを上げた。今年5月から複数年にわたってスポンサーとなり、「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」を展開。MoMA所蔵の展示作品や作品集、映画などを身近に感じられるような機会を提供する。
2011年、ユニクロはニューヨークの中心地である5番街にユニクロ史上最大のグローバル旗艦店をオープン。2006年にニューヨークのSOHOに初上陸した後、ロンドン(2007年)、パリ(2009年)、上海(2010年)などへ次々とグローバル展開を果たし、一躍日本が誇る世界のアパレルブランドへと上り詰めていった。今後は、世界で最も有名な美術館のひとつであるMoMAとパートナーシップを結ぶことで、アートやカルチャーを奨励する新たなグローバル展開が期待される。
「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」は今年5月3日(金)からスタート。同日夕方にMoMAを訪れた先着1000名へユニクロのスペシャルトートバッグがプレゼントされる。なお5月1日からはこれまで休館だった火曜日も含め毎日の開館となる。もし、GWをニューヨークで過ごす方はぜひ訪れてみてほしい。
■関連ウェブサイト
ユニクロ公式サイト プレスリリース
MoMAウェブサイト
Text: Arina Tsukada